台湾の作家、中国作家協会名誉副主席に就任
中国作家網は20日、台湾の作家・陳映真氏が中国作家協会の名誉副主席に就任したと発表した。「銭江晩報」が伝えた。
中国作家協会第7期主席団第10会議が、18日と19日の両日、山西省太原市で開催された。同会議において、陳映真氏を同協会第7回全国委員会名誉副主席に任命することが決定された。同協会広報担当の陳氏は、「陳映真氏の名誉副主席就任は、台湾海峡両岸の文学と両岸の作家の交流面で、ひとつのシンボル的な出来事といえるだろう。両岸の作家が協力して中国文化の繁栄を進めていく上で、大きな促進作用がある」と話す。
中国作家協会は今年、朱秀娟、陳映真、莫那能の各氏を初めて台湾から会員として迎えた。また、香港とマカオの会員5人も新たに加わった。昨年は、金庸氏などの7人の会員が香港・マカオ地域から加入、うち金庸氏は名誉副主任に推挙された。(編集KM)
「人民網日本語版」2010年8月23日