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現代の中国 公務員が一番の憧れに

 1990年代前半以降、「ホワイトカラー」は人々の憧れの的となってきた。それから20年近く、中国では「レッドカラー」が出現、今最も憧れの職業となっている。

 「レッドカラー」とは公務員のこと。中国には現在、「財政でご飯を食べている」公務員が約5千万人いる。公務員選抜の一般公開試験が始まって以来、それまで手の届かなかった国家政権管理が一般市民に門戸を開き、市民の間で「レッドカラー」としてのイメージが出来上がった。この社会の急激な変革の時代において、「レッドカラー」は収入が安定、福利は保障され、昇進の可能性は「ホワイトカラー」に次ぐとあって、その人気は新エリート「ゴールドカラー」を追っている。

 当初、中国の改革開放が佳境に入り、外資系企業、とりわけ大手多国籍企業が続々と中国へ進出した頃、外資系企業勤務が才能ある若者の目標となり、人々はこれを「ホワイトカラー」と名付けた。「ホワイトカラー」とはこざっぱりとしたファッション、高い収入、プチブル、QOL(生活の質)探究などを享受している人々を指す。

 「ホワイトカラー」とは西洋から来た表現で、「ブルーカラー」という言葉とともにもたらされた。長年を経て、「ホワイトカラー」と「ブルーカラー」の所得格差は小さくなっている。マイホームを購入できるか否か、消費者物価指数(CPI)上昇が市民生活に与える影響に話が及ぶと、「ホワイトカラー」は往々にしてその光彩が失われる。

 「レッドカラー」という表現が広まることで、公務員希望者はさらに増えると指摘する華図教育集団の呉正杲・財務総監は、「レッドカラー」はそのイメージ通り、中国が赤い政権であること、公務員の象徴であることを説明していると語る。同集団は業界内ですでに公務員試験対策の予備校をいくつか立ち上げ、平穏な人生を願う若者達の「レッドカラー」ドリーム実現のために高い業績を上げている。大学卒業を控えた学生に、「レッドカラー」である公務員になるにふさわしいか判断する手助けとして素養テスト大会を毎年開催している。このことからも「レッドカラー」の潜在的影響力がいかに大きいかがうかがえる。

 呉財務総監は、「レッドカラー」が徐々に広まる中で、公職者としての使命を自覚するなど中身が磨かれ、政府機構の行政サービスの改善につながってほしいいと話す。(編集HT)

 「人民網日本語版」2010年9月3日

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