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中国の家族企業、富の創出力は国有企業をはるかに上回る

 フォーブス中国語版がこのほど初めて発表した「中国の家族企業調査」によると、中国の上場する家族企業の過去3年間の富の創出能力と成長速度は、上場国有企業をはるかに上回っていることがわかった。もっとも中国の民間企業は「初代」が繁栄を迎えたばかりの時期であり、「富過三代(三世代以上にわたる富)」、「家業長青(家業が末永く続くこと)」にはまだ達していない。「北京晨報」が伝えた。

 今年6月末現在、上海、深センの両株式市場に上場する企業のうち家族企業は計305社、全体の36.2%を占めた。上場家族企業の時価評価総額は1兆4657億元、市場全体の7%だった。

 初代企業家の年齢を年代別にみると、初代企業家の60%以上が40-50年代生まれ。その初代の年齢と相応して二代目は47%が70年代生まれで、60年代生まれは30%に満たず、近年話題となっている「80後(80年代生まれ)」はわずか20%、70年代生まれが「二代目」の主力はとなっている。

 興味深いのは、中国で上場する家族企業のうち夫婦が立ち上げた企業は110社、兄弟が立ち上げた企業は133社と、両者の数がもっとも多かったことだ。「フォーブス」中国語版はこれについて、「多くの民間企業は創業期に、創業者がもっとも支持を得ることができるのは、自身と年齢が近く、信用がもっとも高い夫婦か兄弟だからだ」と指摘している。

 中国の家族企業はほんのちいさな家庭経営からいずれも始まるとはいえ、家族企業の富の創出能力と成長速度は他の企業が汗ばむほどだ。調査結果によると、上場家族企業のこの3年間の売上成長率は17.24%、一方で上場国有企業はわずか7.04%だった。営利能力からみると、上場家族企業の3年平均の純利益率は12.53%に達した一方、上場国有企業はわずか2.85%にとどまった。

 将来の後継者について、65.8%の回答者は家族が会社の二代目を継いで欲しいとした。「フォーブス」中国語版の周健工・編集長は、中国の民間企業は「初代」が繁栄を迎えたばかりの時期であり、「富過三代」、「家業長青」にはまだ達していないと指摘している。(編集HT)

 「人民網日本語版」2010年9月15日

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