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留学帰国者、エリート時代から大衆化時代に

 留学帰国者は2007年に4万4500人、2008年に6万6900人、昨年は10万8300人に達し、増加ペースは2年連続で50%を超えている。欧美同学会(欧米同窓会)、中国留学人員聯誼会の許キ寧・副秘書長は取材に対しこのほど、「海帰(留学帰国者)」は現在、エリート時代から大衆化時代に移りつつあると語った。「中国青年報」が伝えた。

 許副秘書長は留学帰国者が年々増加している理由について、まず2008年のリーマン・ショック以来、西側主要諸国での就職が困難になっていること、そして中国中央政府・地方政府、および国有中央企業などが不足している海外の優秀な人材を一斉に招聘する計画を積極的に打ち出し、先進諸国で続々と就職説明会を行っているためと分析する。

 統計によると、ここ数年の留学経験者の帰国には主に2つの特徴が見られる。

 第一に、ハイエンドな帰国者の比率が高まった。博士以上の学歴を有する帰国者は2008年に24.9%だったが、昨年は27.3%に上昇。海外の大学・科学研究機構・大手企業に在職経験がある帰国者は昨年、全体の39.8%に達した。

 第二に、金融業・製造業で帰国者が急増している。帰国者のうち帰国後直接金融業に従事する人の比率は22.95%、製造業は16.39%。欧美同学会(欧米同窓会)、中国留学人員聯誼会の新会員の中には、中国証券監督管理委員会(証監会)、中国保険監督管理委員会(保監会)、および国内銀行各大手に勤務する者は少なくない。

 帰国者が国内の環境になじめるかについて許副秘書長は、国内大学および科学研究機構に勤める帰国者にはそれほどの問題はみられないという。反応がもっとも強烈なのは自主創業をした一部の帰国者だという。帰国前、海外の市場市場や人間関係、法律環境に慣れていた彼らは、国内市場でのビジネス経験は乏しく、苦労しているようだ。(編集HT)

 *キ:「めへん」に「隹」

 「人民網日本語版」2010年11月22日

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