上海市民 平均通勤時間50分
中国国家統計局上海調査総隊が28日に発表した「上海市民外出状況調査報告」によると、回答した市民のうち、通勤に公共交通機関を利用している人は65.5%で、平均の片道通勤時間は50.4分、毎日の通勤に5元以上費やしている人は8割近くだった。
今回の調査は、利用する交通手段や所要時間・費用、市内の交通状況に対する評価、マイカー購入予定など多岐にわたり、回収された回答は2598通で、うち有効回答数は2331通(89.7%)だった。
市内の交通状況について、「非常に便利」(7.3%)と「便利」(35%)が計42.3%で、「普通」が36.8%。軌道交通(地下鉄など)を通勤手段とする回答者の評価は、「非常に便利」(45.3%)と「便利」(8.2%)が計53.5%で、「普通」は34.3%だった。
通勤に公共バスを利用する人は26.9%、軌道交通は17.2%、公共バスと軌道交通を利用する人は21.4%で、計65.5%。原動機付き自転車は12%、マイカーは13%、自転車その他は9.3%だった。
公共交通機関を利用すると答えた人のうち、毎日の通勤費用が4元以下の人は20.2%、5-10元は57.3%、10元以上は22.5%。通勤距離が長いほど通勤費も高くなっている。
回答者の平均の片道通勤時間は50.4分。15分以下は9.3%、15-30分は16.4%、30-45分は18.7%、45-60分は24.2%、60-90分は22.4%、90分以上は9%。また自宅からバス停あるいは軌道交通駅までの徒歩での平均所要時間は7.5分だった。(編集HT)
「人民網日本語版」2010年12月29日