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中国人妻が子どもと帰国避難、日本で探す「恩人」

 災難に情けはないが人には情けがある。東日本大震災発生後、被災地から一時帰国した中国人妻・王露さんはこのような良心ある日本人に出逢った。「日本新華僑報網」が伝えた。

 王露さんは福島第一原発からわずか25キロしか離れていない福島県南相馬市に住んでいる。ご主人の只野友克さんはカラオケ店を営み、2人の子どもは小学生。放射能漏れの危険に不安を感じた王露さんは子どもの安全を考え、ご主人と相談した結果、最終的に子どもたちを連れ、中国に一時帰国することにした。

 王露さんは16日、現金10万円、クレジットカード、パスポートを持って子ども2人と出発した。羽田空港を経由し、2日間がかりで愛知県の中部国際空港に到着した。しかし中国行きの航空券を買おうとした時に難題が起きた。持っていたクレジットカードはご主人名義で、現金も足りないことから、航空会社カウンターは航空券販売に応じなかった。

 王露さんが困り果てていた時、「トヨタの鈴木」を名乗る40-50歳代の男性が立ち上がり、「私が出します」と言い、30万円を出して王露さん母子3人分の航空券購入を助けた。王露さんは自分の金のネックレスを「鈴木」さんに預かってもらうよう差し出したが、「鈴木」さんは受け取ることなく、早く搭乗するよう促した。

 無事上海に着いた後、王露さんは日本のご主人に連絡、この「恩人」を探してお金を返したいと話した。ご主人は空港、愛知県庁、トヨタ自動車などに電話したが、「鈴木」さんの手がかりはつかめていない。

 王露さんは感動し、「この恩人は本当に大変な時に助けてくださいました。一日も早く捜し、お金をお返ししたい」と語っている。(編集HT)

 「人民網日本語版」2011年3月25日

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