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東日本大震災:日本が失ったものは何か(二)

 東日本大震災:日本が失ったものは何か(一)

 農業:国外市場を失った水産業と栽培業

 ▽日本の農業が「放射性物質」の被害に 農家の男性が自殺

 被災地の付近で農業を営む柘野さんは、ミツバを栽培している。ミツバは高級料理などに使われるため、売価も高い。しかし今年は、収穫の時期になっても利益を上げられないばかりか、赤字に直面している。「ミツバは処分するよう通達がありました。損失は大きいです。我が家では1番重要な作物で、今年最大の収入源でした。昨年6月からミツバを育ててきて、多くの資金を使ってきました。このミツバが出荷できなければ、コストも回収できません」。

 朝日新聞が29日に伝えたところによると、福島県須賀川市では24日、野菜農家の男性(64)が自宅で首をつり、自ら命を絶った。政府が一部の福島県産野菜について「摂取制限」の指示を出した翌日だった。この男性は約7500株のキャベツを育てていた。遺族は「原発に殺された」と述べている。

 ▽放射性物質漏えい事故、日本の水産業にも大打撃

 福島第一原発の事故発生後、日本国内における海産物の消費は激減した。各メディアの情報源が異なるため、数値にも差があるものの、日本国内の海産物需要は少なくとも25%減少した。特にサンマなど近海で取れる魚は需要が大幅に低下し、平均で50%減となった。刺身に使われるマグロの売り上げも約半分となり、その他の水産物も売り上げが落ち込んでいる。

 被害が深刻だった岩手県、福島県は震災前、わかめの主要生産地だった。しかし地震、津波にともなう原発事故により、関連産業は現在、ほぼ壊滅状態に陥っている。

 ▽米国、放射性物質の汚染が疑われる日本産の食品の輸入を停止

 米食品医薬品局(FDA)は22日、放射性物質による汚染が懸念されるとして福島、群馬、茨城、栃木4県産の原乳、乳製品、野菜、果物などの輸入停止を決定した。海産物やその他の農産物も放射能検査を通過した後に輸入の諾否を検討するとした。

 米国の輸入食品全体に占める日本食品の割合は4%に満たないため、FDAはこのことが米国の食品供給に影響を及ぼすことはないだろうとしている。

 ▽タイで日本産のサツマイモから微量の放射性物質が検出 全て廃棄

 タイ食品・医薬品局は28日、日本から輸入されたサツマイモから放射性物質のヨウ素131が検出されたことを明らかにした。1キロ当たり15・25ベクレルのヨウ素131が検出されたもので、タイの基準では同100ベクレル以下は問題ないが、予防措置としてこのサツマイモは全て廃棄されるという。

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