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2011西安世界園芸博覧会:日本出展、震災の影響なし

 2011西安世界園芸博覧会(西安園芸万博)は28日、東日本大震災の後でも、同博覧会の日本園は予定通り展示されると明らかにした。奈良、横浜、北海道の庭園3カ所はすでに竣工、それぞれ異なる風格で園芸による環境保護の美しさ、「天人合一」の理念を表現している。「中国新聞社(西安支局)」が28日付で伝えた。

 記者が28日に会場に赴くと、横浜園の風格は主に江戸時代の池泉回遊式庭園様式が取り入れられ、古式ゆかしい。北海道園は自然の花卉がメインテーマ。奈良園は一般的な日本庭園となっている。

 一般社団法人北海道フラワー協会代表を務める写真家の伊丸岡秀蔵氏によると、東日本大震災の北海道への影響は大きくなかった。精魂込めて設計された北海道園は面積約1千平方メートル、ラベンダーがメイン。ラベンダーは1950年代、仏プロヴァンス地方から入り、50年にわたる品種改良を経て、北海道を代表する花卉となっている。もうひとつの北海道の特色ある花卉「シバザクラ(芝桜)」も近日庭園内への移植が終わり、北海道の麗しさとロマンを代表している。

 奈良は中国の古都・長安(現在の西安)と密接な関係にあり、1974年に西安市と姉妹都市関係を結んだ。奈良園は枯山水をテーマに日本庭園の真髄を示している。園内に建築物はなく、植物、白砂、石による表現は日本文化の庭園様式を解釈している。庭園は白を基調に、周囲を壮大な中国大陸が囲み、中心に添えられた立石、添石、控石の石組みが西安を表現、全体に広がる白砂が海を表し、奈良の三笠山(現・若草山)が海の中の島に位置している。

 奈良園を設計した坂内利隆氏によると、奈良園の設計は自然の理念に基づき、中国の古典的要素を融合、中日文化交流の礎となる。海の中の石碑は遣唐使と共に当時の唐に渡った日本人留学生・井真成の墓誌銘を模した。墓誌は中日両国が1千年以上前に早くも積極的かつ高い水準の交流を行っていたことを示しており、遣唐使が中国の文化、仏教、芸術などを日本に持ち帰り、その影響は現代に至っている。

 坂内氏は「西安は日本人の心の中で特別な街であり、歴史好きの日本人なら誰もが西安観光を望んでいる。両国観光業界の努力の下、多くの日本人観光客が西安を訪れ園芸万博の風情を満喫し、内に秘められた濃厚な漢代・唐代の歴史文化を感じていただきたい」と語った。(編集HT)

 「人民網日本語版」2011年4月29日

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