西安世界園芸博覧会のシンボルマークの意味
西安世界園芸博覧会のシンボルマークは「長安花」と名づけられ、「春風に意を得て馬蹄疾し、一日に看尽くす長安の花」という意味を採取する。『道徳経』の「道生一,一生二,二生三,三生万物(道が一を生み、一が二を生み、二が三を生み、三が万物を生む)」から着想を得て、三・四・五・六角形の花びらからなる「百花の吉印」となる。西安出身の有名なグラフィックデザイナー、北京オリンピック申請ロゴ及び十二支によって唱える生まれ年の切手のデザイナーの陳紹華氏が設計したものである。「三が万物を生み、花が咲くのが吉祥を象徴して、四合が土で、空が丸く、土地が方形で、五葉が木を生み、森が茂って、六流が水になり、万物を潤っている。」という意味である。
その中に、三角形は漢字の大文字の「人」のように、図案の中心にあり、「人間本位」を表し、文化、責任、理性を代表している。四角形は西安の古代の城壁のように、「長安城」を喩え、調和の取れた生活を象徴するとともに、西安の特徴を体現している。五角形は五弁の花のように、自然界で最もよく見られる花の形で、金、木、水、火、土の五行を代表して、自然万物を象徴している。六角形は形が雪花の如く、形態が流れ水のようで、上下と東西南北という六合を意味し、あらゆる物質的存在をすべて含む宇宙を象徴している。三から六まで次第に進み、人類、都市、自然、宇宙の調和・共生を体現して、西安世界園芸博覧会の「天人の長安、創意の自然」のテーマと合致している。(2011西安世界園芸博覧会公式ウェブサイトより)
「人民網日本語版」2011年5月6日