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人民網日本株式会社事業案内  更新時間:16:10 May 12 2011

多くの難題に直面する福島第一原発

 福島第一原子力発電所の放射能漏れ事故発生から11日で丸2カ月が経った。事故の収拾作業はある程度進んだが、▽原子炉内の放射線量が極めて高い▽放射能汚染水の移送作業が緩慢▽圧力容器温度が高すぎる▽放射性物質が現時点でも漏れ続けている--といった状況は依然変わらず、難題が山積みとなっており、短期間で解決される望みは小さい。

 作業が最も順調に進んでいるのは1号機だ。10日に作業員が圧力容器の水位計の修理を終え、水位計は正常に機能するようになった。翌11日には安全弁の圧力計が修理され、冷却状態を安定させるための循環型の新しい冷却装置を備え付ける準備が行われている。

 ただ1号機も依然として難題を抱えている。1号機の原子炉建屋内の放射線量を9日に測定した結果、最大で毎時600-700ミリシーベルトの高線量だったことが判明した。経済産業省原子力安全保安院は11日、1号機の原子炉建屋2階で、最大で毎時1000ミリシーベルトを上回る放射線量を測定したと発表した。放射線測定値が特に高かった場所は、炉心を緊急冷却するための装置の弁の近くで、10日12時45分からわずか5分間、床板から1.6メートルの高さで計測したところ、計測可能な数値を超えたため、測量器が振り切れたという。

 作業員は現在、1号機内に冷却装置を設置するための準備を進めているが、このような高い放射線量では、たとえ短時間の作業でも、極めて困難なものとなる。原子力安全保安院の西山英彦審議官は、「冷却装置を設置に絡む配管繋ぎ込み作業に影響が及ぶ可能性がある」との見方を示した。

 2号機タービン建屋地下室に溜まっている高濃度放射能汚水も難題のひとつだ。作業員は引き続き汚水移送作業に全力であたっているが、水位は予想通りに下がっていない。

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