56の民族、いずれも北京に
北京市の第6回国勢調査のデータによると、北京の1万6400平方キロの土地に、中国の56の民族の人々が生活しており、少数民族の人口のうち、満州族が最も多いという。
北京は漢族を中心とする多民族の都市であり、2010年の北京市の常住人口は1961万2000人だった。そのうち、漢族は1881万1000人、少数民族は80万1000人で、2000年の第5回国勢調査に比べ、少数民族人口は36.8%増の21万6000人となった。
また、各少数民族人口のうち、上位5位は順に、満州族、回族、モンゴル族、朝鮮族、トウチャ族で、これらは少数民族人口の90.2%を占めている。第5回国勢調査に比べ、上位5位は変わっていないという。
「中国国際放送局 日本語部」より2011年6月1日