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震災を乗り越え、一段と深まる中日観光交流

 日本の華字紙「日本新華僑報」はこのほど掲載した評論文の中で、「日本の放射能漏れ事故の収束の目途がいまだに立っていない状況だが、中日両国の旅行業に見え始めた「復活の兆し」は、決して断ち切ることができない両国間の深い絆を示すもの。日本を訪れる中国人観光客は、震災によって落ち込んだ日本の観光市場にエネルギーを注ぎ込んだ」と指摘。こうした困難極まりない時期には、中国人観光客、日本の旅行業者の別なく、相手に対する感謝の心を抱き、旅行を通じて国民間の感情を深めることが、物質的なことやその他の何にもまして重要だ、と強調した。

 掲載文章の概要は以下の通り。

 雨が降った後、咲き乱れる花はまるで錦のように美しい。春の終わりから初夏にかけて、日本は一年で一番気持ちの良い季節となり、旅行もピークシーズンを迎える。5月下旬に東京で開催された中日韓首脳会議において、中国の温家宝総理は、中日両国の旅行業界の交流を支援する方針を明確に示した。同月末、中国国家観光局の邵キ偉局長は100人の視察団を率いて東京を訪れ、日本観光業の回復推進に対する中国政府の姿勢を、実際の行動によって示した。

 その後、日本の安全問題に対し中国国民が抱いていた懸念はやや小さくなり、旅行社大手各社が打ち出した優待価格が多くの観光客を刺激した。香川県はこのほど、100人規模の大型中国人ツアー客を震災後初めて受け入れ、現地旅行業界は小躍りして喜んだ。日本の核汚染危機が完全に解決されていない現状にも関わらず、中日旅行業界に復活の兆しが見えたことから、断ち切ることができない両国間の深い感情がはっきりと見て取れる。

 香川県を訪れた1人の中国人観光客は「私は、震災後日本人がどのような生活を送っているのか、どうしてもこの目で見たかったのです」と語った。この簡単で素朴な言葉には、隣国に対する気遣いと関心が滲み出ている。史上かつてない規模の大震災は、日本に未曾有の苦難をもたらした。この時期に、中国人観光客が苦難に直面している国に来て、観光地を訪れるだけではなく、普通の日本人の生活を観察し、いかに強い心で生活しているかに関心を抱いている。このような苦難の時に、日本人の顔に浮かぶ微笑みは、心の底からのもので笑みであり、人を心から感動させる。「遠くの親戚より近くの他人」という諺がある。わざわざ今の時期を選んで日本を訪れる中国人観光客は、旅行という行動で隣国国民に対する支持を表明している。たとえ簡単な挨拶ひとつであっても、お土産をひとつ多く買うことであっても、それらは全て、日本人が苦境から脱するための大きなパワーとなり得るのだ。

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