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被災地からの世界遺産誕生 再建の希望に

岩手県平泉町中尊寺金色堂を訪れる観光客たち(6月25日撮影)

 東日本大震災で深刻な被害を受けた岩手県平泉町で26日、「平泉」の世界文化遺産登録を記念する祝賀会が開かれ、町民たちは、今回の世界遺産登録が再建に向かう被災地の背中を大きく後押しし、現地観光業の活性化につながってほしいと期待を示した。新華社が伝えた。

 20日からフランス・パリで開催中の国連教育科学文化機関(UNESCO)第35回世界遺産委員会会議で25日、日本政府が申請していた「平泉の文化遺産」が、日本の東北地方で初めての世界文化遺産に登録されることが決定した。

 平泉町の菅原正義町長は、今回の世界遺産登録が被災地にとっては励みになるニュースだとコメントした。岩手県の達増拓也知事も記者会見で、「世界中からの被災地へのお見舞いと激励の心がひしひしと感じられた」と語った。平泉の世界遺産登録は、大地震と大津波に見舞われた被災地の人々の「再生」実現を大きく励ます力となろう。

 平泉町の住民約200人が26日、町役場で祝賀会を開いた。11歳の女児は「多くの人々に平泉に観光に来てほしいです」と話した。中尊寺の山田俊和貫首は、平泉の価値が認められたことについて、「嬉しいという一言に尽きるが、同時に責任感も感じている」と語った。

 日本政府は2008年に平泉の世界遺産登録を申請したが、登録は見送られた。今回、金色堂で名高い中尊寺に申請範囲を絞り、再申請した。中尊寺は、敵・味方の区別なく平等に供養し、戦争のない平和で平等な社会を創造するという願いを込め、12世紀初めに建立された。日本天台宗大本山のひとつ。(編集KM)

 「人民網日本語版」2011年6月27日

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