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オープンオフィスは仕事の効率を下げ健康にも影響を与える

 昨今、部署と部署を簡単な仕切りで区切っているだけのオープンオフィスで働くサラリーマンも多い。イギリスの公共テレビ局「チャンネル4」の番組が「このような職場環境は大脳へ悪影響を与え、仕事の効率を下げる」との研究結果を放送した。

 イギリスでもっとも古いタブロイド紙「デイリー・メール」は8日付で「事務所をオープン化し従業員同士のコミュニケーションが活発化されることにより、独創的なアイデアを生み出し、問題のよりよい解決方法を探ることができるようにと設計されたのがオープンオフィスだったが……現状はそうではない」とする神経学の専門家のジャック・ルイス氏の言葉を掲載。

 「仕事中に、周りで電話が鳴ると、注意力は散漫になる。自分では気づかないとしても、大脳は反応している」とルイス氏。

 同研究によると、従業員が自分の持ち場に私物を置くことを禁じることも生産性に影響を与えるという。イギリスにある公立大学エクセター大学の心理学専門家グレイグ・ライト氏は「従業員が自分のデスクの上に私物を置くことを許可すれば、従業員の満足度は32%増加し、生産性も15%アップする。なぜなら従業員は周りの環境に馴染みやすくなり、心地よさを感じ、集中力も高まるため」と指摘。

 イギリスのロンドン大学大学院(LSHTM)は昨年、2万人のイギリス人サラリーマンを対象に、オフィス環境の満足度を調査した。調査結果によると、回答者のうち56%の人がオープンオフィスでは「プライバシーがない」、55%の人がオフィスの「温度が適切でない」、60%の人が「うるさい」と感じていることが明らかになった。また3分の1の人が、日当たりが悪いことや騒音が多いことを気にかけていた。

 さらに、オープンオフィスの職場は従業員の健康に悪影響をもたらしかねないとする研究もある。オーストラリアのクイーンズランド工科大学(QUT)の2009年のある研究結果は、オープンオフィスは従業員のストレスを増大させ、極度の疲労を招き、血圧上昇の原因にもなりかねず、インフルエンザなどの感染症が伝染しやすいとしている。(編集KN)
 
 「人民網日本語版」2011年8月9日

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