「医療滞在査証」で中国人男性が日本へ 北海道第1号
病気の治療や健康診断を目的に来日する外国人への対応として、日本政府は今年1月に「医療滞在査証(ビザ)」を新設し、中国などに向けPRしてきた。3月の東日本大震災やそれに伴う福島第一原発事故の影響で、外国人観光客が激減する中、日本政府はこの新しい政策が中国人観光客の回復につながることを期待している。 日本の華字紙「日本新華僑報」(電子版)が報じた。
日本のメディアによると、中国・北京市の魏鴻文さん(65)が12日、「医療滞在査証」を取得し北海道へ行き、同ビザでの来道第1号となった。魏さんは北海道札幌市清田区の札幌整形循環器病院で心臓とがんの検診を受けた。
日本政府の規定では、同ビザを取得した外国人は、6カ月の滞在が可能になるほか、有効期間3年の間何回も来日が可能。魏さんは、メディカルツーリズム北海道(札幌)の医療観光ツアー(で10日に北海道に到着。11日に阿寒湖などの観光地を回ったのち、札幌で検診を受けた。今回の費用は合計約80万円という」。(編集KN)
「人民網日本語版」2011年8月16日