2011年8月23日    メールマガジン登録I-mode登録中国語版日本版
人民網日本株式会社事業案内  更新時間:13:18 Aug 23 2011

婚姻法の新解釈 6つの難題に答える<二> (2)

 ▽子供を産むかどうかは妻に決定権

 子供を産むかどうかに関しては、今後妻が決定権を持つことになり、女性は子供を産むための道具と見なす差別的考えから守られる。

 【条項】第九条によると、妻が夫の同意を得ずに妊娠中絶を行い、生育権を侵害されたとして、夫が損害賠償を請求した場合、裁判所はこれを受理しない。

 【解説】兪副庭長は、司法解釈(三)は「妊娠中絶」が妻の権利であることをはっきり認めていると指摘。「しかし夫側にも救済条項を設けている。夫側が妻に出産を望んでいるが、妻側が同意しないために両者の間に深刻な不和が生じた場合、裁判所に離婚請求ができる。過去の婚姻法にこの点ははっきり言及されていなかった」

 北京大学法学院の張献博士は、第九条は夫側の生育権を否定しているわけでは決してないとの見方を示す。理論上「生育権は人格権、絶対権、支配権であり、身分権ではない」という点を明確にしたにすぎない。妻が堕胎することは決して夫の生育権を侵すことにはならない。それは人格権の行使であって、この権利は人が皆各自持っているものだという。

 馬教授は、大多数の国の法律は夫側の同意を堕胎の条件として定めてはおらず、妻の自分の体に対する支配権は夫婦間の知る権利や身分権よりも重要と指摘。もし妻側が自分の体を支配できないとすれば、出産拒絶する権利もなくなり、子供を産むための道具と見なされかねないとの見方を示す。

 >>婚姻法の新解釈 6つの難題に答える<一>

[1] [2] [3]

関連記事
  評 論      プレスリリース配信
  中国メディアが見る日本 
  おすすめ特集

地方情報

北京|天津|上海|重慶|吉林|遼寧|河北|山西|山東|河南|江蘇|浙江|安徽|福建|江西|湖北|湖南|広東|広西|海南|四川|貴州|雲南|西蔵|青海|陝西|甘粛|寧夏|新疆|香港|澳門|台湾|黒竜江|内蒙古