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中国に対する懸念が日本中に蔓延 (3)

 ▽親中派の人でも中国の強大化は不安

 「中国はすでに強大化した。でも、強大化した後どうするつもりなのだろう?」日本での取材中、一般市民から官僚、学者までもがこのような疑問を口にし、急成長する中国への懸念を表した。特に1年前、釣魚島における漁船衝突事件は彼らに強烈な心理的ダメージを与えたようだ。

 中国人からすれば、琉球王国の名残を残す沖縄の人は、日本本土の人よりも中国に親しみを感じているのではと思いがちだが、釣魚島の問題に関し、沖縄人の態度は日本本土の人々とほとんど変わらなかった。沖縄のカメラ店の店員・金城さんは「衝突事件の後、政治家の対応は悪かった。中国人船長を拘留すべきではなかった」としながらも、「強硬な態度を取ったのも仕方ない。そうしなければ、中国は将来もっと強気に出るだろう」と語った。

 9月7日は漁船衝突事件から1周年となった。この日の前後、日本政府は何度も「尖閣諸島は日本の領土」であると強調し、日本のメディアも口々に「領海侵犯の未然防止が大切」と吹聴した。

 日本での取材期間、ほとんどの日本人が「尖閣諸島は日本に属する」と認めていた。また、中国の空母建造については、多くの人が隣国に対する態度の強硬化の現れだと感じているようだ。

 「中国は空母を作る必要はない」。長崎中華街のとある中華料理店で富永さんはこう語った。「空母は移動する空軍基地であり、周辺国家を攻撃範囲に入れることができる。それは『刀』のようなものとも言える。日本もかつてはこういう『刀』を沢山持っていたが、今は何もなくなった。こんな状況の中、中国が今『刀』を持ち出せば、隣国が中国の意図に疑いを抱き、不必要な懸念が生じるのも仕方ないことだ」。

 富永さんは中国に対して友好的な人だ。「経済高度成長期には日本人も浮ついた時期を経験した。経済発展において様々な問題が出現したこともある。中国には同じ間違いを犯して欲しくない」。中国の強大化に対する懸念が彼の口からも漏れたということは、このような懸念が日本人の間で蔓延していることを意味する。

 ところで、この中華料理店の中国人主人が語った言葉は、この問題に対する中日態度の違いを如実に表している。「日本人は中国を理解することはできないだろう。中国はやっと15-16歳になったばかりの子供と同じで、まさに筋肉がつき始める年頃だ。空母は腕の筋肉だ。日本メディアは朝から晩まで中国のマイナス面ばかり報道している。ここ数年、選ばれる首相もますます右翼に傾いている。これでは中国は発展しないわけにいかないし、日本に強硬な態度をとらないわけにいかないだろう」。(著者 環球時報記者・劉洋、編集SN)

 「人民網日本語版」2011年9月20日 

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