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中国人の9割「若者の財産観はゆがんでいる」

 中国工程院の袁隆平院士が陣頭指揮をとっている「V両優2号」スーパー交雑稲モデル水田の1ムー(6.67アール)当たり収穫量が926.6キログラムに達した。これは、大面積栽培水稲の1ムー当たり収穫量の国内最高記録を更新しただけはなく、収穫されたハイブリッド米が広く市場に出回るようになれば、4-5億人を養うことが可能となり、人類全体に利益がもたらされることを示している。中国青年報が伝えた。

 中国青年報社会調査センターは先週、民意中国網と網易フォーラムを通して、1015を対象とした調査を行った。調査対象者の86.9%は、袁隆平院士の取り組むスーパー交雑稲の1ムー当たり収穫量が900キロの大台を突破したことに関心を示した。調査対象者のうち、「80後(1980年代生まれ)」は44.8%、「70後(1970年代生まれ)」は37.1%を占めた。

 ▽回答者の93.1%「若者の財産観はゆがんでいる」

 数年前、ある長者番付ランキングで、袁隆平氏が「名誉富豪」に選ばれたことがある。氏の社会に対する貢献度の高さにより、1千億元(約1億2千万円)を上回る社会的価値があると評価されたのだ。これには、100億元クラスの資産を有する富豪達も軒並み見劣りした。

 中国人民大学哲学院院長の韓東輝教授は「袁隆平氏が富豪トップに選ばれ、社会に対する個人の貢献が高く評価されたことで、現代中国社会にはびこるゆがんだ財産観に対し、人々が改めて注意の眼を向けるようになった。ここ数年の間に続々と登場した長者番付では、億万長者が個人的に保有する実体財産に人々の眼は集中し、『袁隆平式財産』はほとんど注目されなかった。財産の中身は、お金だけではない。公益、公共、共有の、人類全体に進歩をもたらすものも財産に入る」と指摘した。

 北京市の投資会社に勤める劉暁東氏は、「1千億元の価値」と評価されたことに対して袁隆平氏本人が、「財産で科学者を評価すること自体、あまりにも低レベルかつ低俗だ」と答えたことを今でも覚えている。劉氏は「当時はその言葉を聞いても特に何も感じなかった。なぜなら『お金はあってナンボ』『成功とは金儲け』という考え方が世の中に氾濫していたため、多くの若者は、友情、愛情、肉親の情さえも、全てお金に換算する傾向にあった。俗っぽいか否かについて考えをめぐらす人など一体何人いただろうか」と語った。

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