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中国人の9割「若者の財産観はゆがんでいる」 (2)

 今回の調査では、「個人的成功だけが全て」というゆがんだ財産観を持つ若者は多い」と感じている人は93.1%に達し、うち46.5%は「非常に多い」と答えた。

 湖南大学新聞(報道)伝播・映画テレビ芸術学院の蘇美妮・副教授は「袁隆平式財産観は、『社会美』を昇華した見方といえよう。『社会美』とは、現実生活における社会の物事・現象に現れる美を指し、行為美、言語美、心理美などがある。人々は、現代社会の各生活分野で、利害関係を考えることがあまりにも多く、そのうえ日常生活が単調な繰り返しであることから「審美的な冷淡さ」に陥りやすく、社会美を捉える眼を失ってしまう。これが、人々の財産観がゆがむ重要な原因となっている」と分析した。

 「若者の多くが、他人の成功を望まない原因は?」との問いに対し、「社会全体に功利的な風潮が蔓延しているため(80.8%)」、「社会があまりにも物質主義・個人主義を崇拝しているため(70%)」、「財産観がゆがんだ原因は、成功の指標が単一化していることにある(59.6%)」、「社会の競争激化が原因(52.5%)」、「学校や家庭での教育が、財産に対する考え方の教育をおろそかにしている(52.2%)」などの回答が寄せられた。

 蘇副教授は「袁隆平氏は、自分の生命価値を最大限実現するよう努めたと同時に、社会と人類全体に幸福をもたらした。これこそ、人生における最大の財産だ」と指摘、「財産は数字だけで表せるものではない。財産が持つ社会への影響力も計算に入れなければならない」と強調した。

 ▽回答者の64.2%「大木のような許三多になりたい」

 湖南大学新聞(報道)伝播・映画テレビ芸術学院の蘇美妮・副教授は「人が生きる意味は、より多くのモノや金を持つことだけではない。知恵を絞り、真面目にコツコツと働いて報酬を得ることはもちろんのことだが、物質や財産に対する人々の欲望と追求に限りがなくなれば、社会全体の精神状態や人々の財産観がますますゆがんでしまう」との見方を示す。

 調査によると、79.1%の人は「正しい財産観とは、『財産を築くと同時に、他人に幸福をもたらすことも忘れない』という考え方だ」とし、69.4%は「物質的財産と精神的財産は等しく重要だ」と感じていた。しかし、16%は「名誉・利益の追求だけが全てで、その他のことはどうでも良い」と考えており、14.7%は「稼げる限りのお金を稼ぎたい」と答えた。

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