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日本でマイカー通勤するのは「バカ」?

 都市に張りめぐらされた電車の線路は、日本では欠くことのできない生活の一部分となっている。日本の「電車文化」は都市住民の生活に深く根付いており、それが最も顕著に表れているのが住民たちの地理感覚だ。中国人がとこかに行きたいのなら、どの通りの何番地で、バス停がどこにあるかを聞くだろう。しかし、日本人はまずどの駅で降りて、駅からどう行ったらいいかを聞く。実際に街は駅を中心として放射線状に形成されており、たとえば、一般的に商店街は電車の駅の近くにできている。

 電車は多くの日本人が毎日の通勤で必ず利用するものであり、お金のあるなしにかかわらず、みな電車に乗っている。そのため、通勤ラッシュの混み様は尋常ではない。まるでイワシの缶詰のように、電車の中で人がぎゅうぎゅう詰めになっていると言っても少しも大げさではない。それでも、出かけるときは電車に乗らなければならないので、仕方がないのだ。日本人にとって、電車は自分たちの生活から切っても切れないものなのだ。電車にまつわる笑話や怪談は枚挙に暇がない。また、日本の電車は非常に時間に正確である。1分単位の正確な運行は当たり前のことだ。もし日本人に時間を聞いたら、必ず9:57という答えが返ってきて、決して10時とは言わないだろう。これは電車文化の影響で、日本人を時間に対して極度に敏感にしているのだ。

 東京の電車は明治時代に建設が始まり、都市全体の計画は当時から既にその雛型が作られていた。東京は海に面していて東部は低地になっており、台場と呼ばれ、当時は貧しい人たちが住む場所だった。西部は高台になっており、山手と呼ばれ、最も早く環状の山手線が敷かれた。山手線の円の中は東京の中心で、北京でいえば地下鉄2号線のようなものだ。山手線上の新宿、渋谷などの駅は現在世界的にも有名な場所になっている。

 地下鉄が年々建設されていくに伴って、路線は拡大し、東京中をクモの巣のように張りめぐらしている。地下には数えきれないほどの地下鉄路線がはしり、地上と連結している。東京の路線図をみると軽くめまいを覚えるほどだ。東京の地下はほとんど掘りつくされ、それでも地下鉄路線は拡張し続けているため、新しい路線は従来の路線を避け、縫うように建設されている。

 電車に比べて自動車の状況は明らかに寂しいものだ。日本は自動車大国で、ほとんどの家庭が2台所有しているが、普段はほとんど運転していない。理由は簡単で、ガソリンが高すぎるのだ。日本の石油は99.9999%を輸入に頼り、輸送費もばかにならない。自家用車はいつも自宅で眠っていて、通勤にはやはり電車を使う。電車は運賃が安く、しかも速くて時間に正確だからだ。バスは自動車と比べても人気がなく、運行本数が少なくて乗客はほとんどお年寄りばかりだ。日本のバスは距離に応じて運賃が異なり、車掌もいないので、きわめて複雑な機械で運賃を計算しなくてはならない。しかし、電車網の発達していない小さな町では、今もバスが公共交通を支えている。東京では、大通りでバスを見かけることは少ないが、クモの巣のように張り巡らされたレールの上を絶え間なく走る電車もまだ人々の需要を満足しきれてはいないのである。

 「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年10月8日

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