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人民網日本株式会社事業案内  更新時間:10:49 Oct 11 2011

「親孝行の時間がない」 日本で孝行代理業が出現

 忙しい日本人にとって、時間を見つけ実家に戻り、両親と共にゆっくりと食事をするのは難しい。そんな中、日本では最近、自分の代わりに「孝行息子」の役をつとめてくれる「孝行代理業」が現れた。「聯合早報」が伝えた。

 代理業といえば、留学やビザ取得の代理や飲酒後に運転を頼む「運転代行業」などいろいろあるが、「孝行代理業」もそのうちの一つだ。

 先月中旬、日本の敬老の日当日、愛知県のある「孝行代理会社」が広告を出した。「仕事で忙しく、ご両親へ会いに行くことはできませんか?墓参のお時間もありませんか?弊社が親孝行を代行いたします!」

 同社のサービス内容は多岐にわたる。お年寄りの日常生活の世話、病院の診察や薬の購入の送迎のほか、各種旅行の手配も行い、両親に代理として付き添い出掛けることもある。

 日本のあるパート家政婦派遣会社の「家事宅配」も「家事孝行」の一種で、3月の東日本大震災後に需要が伸び始めた。

 パート家政婦派遣会社の代表・楠見敦美さんは「日本の現代の家庭では家政婦を雇うことは少なくなりました。お年寄り側も見知らぬ人を自宅内に招くことにも戸惑っていました。しかし大震災発生後、両親の安否を心配し、パート家政婦が心配をある程度解消してくれると考える人が増え始めました。お客様のほとんどは40代、50代の方です。現代人は結婚後に多くが核家族となり、仕事の都合で故郷を一旦離れると両親と同居できません。弊社のサービスは家政婦が定期的に訪問し家事をこなすことに重点を置き、さらに業務終了後には電話やメールで報告し、ご家族にご両親の様子をお伝えしています」と語る。

 食品会社「話食屋」はさらに画期的だ。家族の代わりにお年寄りと一緒に食事をする特別サービスを発案した。経営者は元高級ハイヤーの運転手。富裕層が得意客だった。日本の一部の富裕層のお年寄りが日頃から一人寂しく自宅で食事をしているのを目の当たりにし、お年寄りに付き添い食事を共にするアイデアを思いついたという。

 「お年寄り達は毎日がらんとした部屋で一人で食事をしています。寂しいじゃありませんか。私のサービスはお年寄りのために家庭料理を手作りし、できあがるとお年寄りと食事を一緒に食べておしゃべりをすることです。皿洗いまですべて責任を持ち、後にします。お世話になっている多くの人はご主人、奥様を亡くされたばかりのお年寄り達です。ご子息がお父さん、お母さんが一人でご自宅で食事をされているのを心配されていると察し、弊社のサービスをご利用されます」と同経営者。

 「話食屋」サービスの代金は安くはない。炊事・食事・おしゃべりを含む計3時間で1万5千円。食材費は含まれていない。(編集HT)

 「人民網日本語版」2011年10月11日

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