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貧困児童の栄養失調、経済損失の原因に 中国

 「朝食は食べない、昼食と夕食はご飯かトウモロコシ粥と大豆の煮ものだけ」----。これはダイエットメニューではなく、中国西部のある貧しい地域の子供たちの普段の食事だ。このように肉や卵を食べない状態が長期的に続くことで起こる栄養失調は、平均身長の低下(3-4センチ)や知能指数(IQ)の低下(10-15点)を招き、最終的に労働力が2-9%失われる可能性があるという。中国の経済紙「中国経済周刊」が報じた。

 中国疾病予防控制センターの栄養・食品安全所の馬冠生研究員は取材に対し、「中国には現在、0-14歳の子供が2億9千万人おり、うち1500万人の子供が貧困に見舞われている。貧困地域の子供たちは発育が悪い。例えば世界保健機構(WHO) の『子供成長基準(Child Growth Standards)』に基づくと、低体重率は12-36%、発育不良率は都市部の6倍、ビタミンA不足率は同4倍に達している」と警笛を鳴らす。

 取材ではさらに、中国の子供栄養状況は世界基準を下回っていることが明らかになった。同センターがまとめた「中国学齢児童少年栄養・健康状况調査報告」によると、栄養失調が経済に与える損失は国内総生産(GDP)の4%に達している。

 2010年の国内総生産は40兆1202億元(約481兆4400億円)だったため、中国は同年、栄養失調が原因で1兆6088億元もの経済損失を出した計算になる。(編集KN)

 「人民網日本語版」2011年10月11日

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