公務員試験の申込受付開始 競争率トップは税務部門
2012年国家公務員試験の申込受付が15日8時に始まり、同日午後4時までに9823人が審査に合格し受験資格を取得した。競争率が最も激しかったのは税務部門だった。新京報が伝えた。
▽志望者ゼロの職位が8割以上
15日8時30分までに37人が受験資格を取得したが、いずれも中央行政およびその直属機関の志望者だった。その後、同日午後4時までに9823人が受験資格を取得したが、80.82%の職位は志望者がゼロだった。昨年の状況を見ると、申込開始当日に9149人が受験資格を取得し、82.8%の職位は志望者がゼロだったことから、ここ2年間の状況はほぼ同じと言える。
申込開始初日に競争率が最も高かったのは税務部門だ。うち、安徽省国家税務局合肥市巣湖市国家税務局「基層分局課員」の競争率は93倍、広東省国家税務局広東省汕頭市潮南区国家税務局「基層分局課員およびそれ以下の職位」の競争率は71倍に達した。競争が激しかった職位のうちトップ3はいずれも税務部門関連だった。
▽応募条件の緩い職位が人気
一方で、人気の無い職位トップ50の中にも税務局関連の職位が含まれる。例えば、浙江省国税局では226の職位で計327人を応募しているが、15日午後4時現在、受験資格を取得した人はいない。
中公教育の専門家によると、これは受験生がまだ傍観状態であることと関係があるという。
申込開始初日の状況を見ると、志望者が多かった職位のうち、省級以上の職位は1つだけで、その他は地市級以下だった。志望者が多い職位のほとんどは応募条件が低く、専攻や学歴、現場での業務経験などの要求が比較的ゆるい職位だった。(編集SN)
「人民網日本語版」2011年10月16日