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中国の大学生 恋愛は課外生活を楽しむためのもの 恋愛調査

 本来、生涯の伴侶を見つけるべく、ゆっくりと愛を育てるべき恋愛は、大学ではいまやマニュアル通りに作られたものを短時間で食べ、食べ終わればそそくさと立ち去る“ファーストフード”のように扱われている。南京理工大学が18日に発表した、「恋愛調査」でもこの点がはっきり示されており、調査に答えた大学生のうち45%が恋愛の目的は「大学の課外生活を楽しむためのもの」、30%が「孤独や寂しさを除くため」と答えた。 中国江蘇省の地元夕刊紙「揚子晩報」が報じた。

 大学1年生-4年生までの学生100人を対象に実施された南京理工大学のランダムサンプリング調査では、「大学生の恋愛の目的は何であるべきか?」との問いに対し、45%が「大学の課外生活を楽しむためのもの」、30%が「孤独や寂しさを除くため」と答えたのに対し、「結婚」と答えた学生は15%にとどまった。

 一方、「ファーストフード型の恋愛を支持しますか?」との問いに対しては、55%が「反対」と答えた一方、30%の大学生が中立の態度を示し、「支持する」と答えた大学生も15%いた。このことから、ファーストフード型の恋愛が大学生の間である程度受け入れられていることがうかがえる。

 同大学の学生心理健康相談センターのカウンセラー、朱逢九氏は「社会が恋愛に対して淡白になっているという現実の影響から、大学生の多くが恋愛に対してもつ見方は過去と比べて、純粋ではなくなってきている。これが、大学生がファーストフード型の恋愛をする主な要因となっている」と分析。朱氏は「恋愛は大学生が必ずマスターすべき課題でもあり、大人へと成長する過程で担うべき任務とさえ言える。大学という段階は、人生の中で大きな役割を果たすのと同じく、学生の感情面での成長においても大きな役割を果たす。大学はいわば『練兵場』のようなもので、ここで経験や鍛錬を積み重ねてはじめて、大学生達は感情面で円熟へと向かうことができる。しかし、ファーストフード型の恋愛は、私はやはり反対。恋愛に対してはやはり、厳粛で、真剣に責任を担う態度を保たなければならない」と持論を展開。
  
 大学生もファーストフード型とはなから決め込んで恋愛を始めるわけではない。長続きを願う気持ちは同じだ。朱氏は「大学生は自分の感情を軽々しく扱ったり、勝手気ままになったりしてはいけない。ただ、我々もそれを学生に強要する必要もなく、全てのことに対して客観的で楽観的、かつ平然とした態度をもって積極的に向き合うべき」とアドバイスする。(編集KN)

 「人民網日本語版」2011年10月19日

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