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チャットを使って麻薬売買 1万2千人逮捕 中国

 中国公安部は30日、同部の機関が9月から全国で実施していた、インターネットを利用した麻薬売買などの集中取り締まりキャンペーンにより、これまでに1万2125人を逮捕し、約308キロの麻薬を押収したことを明らかにした。中国では初めての摘発となった、インターネットのコミュニティサイトでビデオチャットを使って違法な麻薬取引などを行う新手の同事件は、中国全土の31の省や区、市に及んだ。中国国営の「新華社通信」.が報じた。

 公安機関は、同事件の捜査の過程で、麻薬・販売グループ144グループ、吸引場所となっていたアジト340カ所、製造拠点22カ所など、496件の麻薬関連事件を摘発した。

 特別捜査班の責任者によると、甘粛省蘭州市と陝西省西安市の公安部の禁毒(麻薬取り締まり)部門は今年3月、それぞれインターネットのチャットサイトで麻薬の吸引や販売をしている犯罪者がいることを把握。公安機関のその後の捜査で、相当数の犯罪者らがネット上に立ち上げられたバーチャル「10人部屋」、「100人部屋」で麻薬の吸引を実演したり、使用体験を話したり、麻薬の売買を行っていることを突き止めた。同部屋では、 「ホスト」がアクセス制限をしており、知人の紹介でしか入室できない上、映像で麻薬を吸引しているところを送って来るのを確認して入室させるなど、巧妙な手ぐちを使っていた。

 そして犯人一斉摘発を目指し、各地の公安機関は9月2日から、公安部の指揮のもと、麻薬取り締まり部門、インターネット公安局、刑事捜査局、治安局などを組織して、集中取り締まりキャンペーンを展開した。

 今回の事件に関係した容疑者のほとんどが若者だったことを受け、公安部は各地の公安機関に、確固とした態度で取り締まりながらも、更生に向けた指導のために寛容さも示すという原則に従い、罪の程度に応じて犯人を個別に対応するよう指示した。誘惑に負け麻薬に手を出したものの中毒にまでは至っていない犯罪者、特に18歳以下の青少年未成年者や在学中の学生に対しては、関連の法律に基づき、処罰は下さず、警察で叱責・説諭を受けた後、両親に引き渡し、主に家庭で指導が行われることになる。一方、麻薬を製造し、ネットの便利さを利用して販売などをしていた犯罪者とそれを操っている黒幕、グループに対しては、一掃を目指し、断固とした態度で対処される。(編集KN)

 「人民網日本語版」2011年10月31日

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