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中国の大学生快挙 「シータパンの予想」を解決

 数理論理学者達を10年余り悩まして来た、数理論理学者デビッド・シータパンが90年代に出した「シータパンの予想」を中国中南大学数学科の学部生・劉路さんが解き、中国でここ数日、時の人となっている。中国共産党の機関紙「人民日報」が報じた。
  
▽卒業論文成績オール「優」の劉さん

 劉路の大学卒業論文が先日、オール「優」(「優」「良」「中」「及」の4段階で「優」が最高)で、合格となった。劉さんは3年で、4年制大学卒業に必要な単位をすべて取り、1年早く卒業した。

 中南大学は現在、劉さんが飛び級で博士過程を学ぶことができるよう中国教育部に申請し、海外のトップレベルの大学と連絡を取って育成先を探している。

 劉さんが今回解読した「シータパンの予想」を、これまで、多くの著名な数学者を含む多くの研究者が挑んで来たが、誰も解くことができない未解決問題とされて来た。
 
 数理論理学をこよなく愛する劉さんは昨年8月にこの問題と始めて出会った。その2カ月後、劉さんは、これまでに使っていた方法を少し変えるだけで、この結論を証明できる方法を突然思いついた。そして、「その方法に2回修正を加え、1週間かけて」証明を書き出した後、12ページにわたる論文を作り、数理論学で国際的に権威のある雑誌「記号論理学雑誌」に自分の署名を付けて送った。

 すると、同雑誌の編集長を務め、論理学の専門家でもある米シカゴ大学数学科の教授が劉さんの論文を見た後、「これまでこの問題に関する数多くの研究をして来たがこれといった成果はなかった。この問題が解かれたのを目にすることができて本当にうれしい。特にあなたの証明の仕方は素晴しいの一言。驚嘆すべきあなたの成果に対して、心からの祝福の言葉を送る!」と手放しで劉さんを称える内容の手紙を返信。

 その後、北京大学と南京大学、浙江師範大学が今年5月、共同で開催した論理学術会議で、劉さんは同研究を報告し、10年余りの間、数理論理学者を悩まして来た未解決問題が完全に解決された。

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