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人民網日本株式会社事業案内  更新時間:10:02 Nov 08 2011

日本で随所に見られる中国文化の現状

 アジア各国に目を向けると、文化産業発展の成功という点で、日本の右に出る国はない。映画やテレビ、アニメ、ゲームなどをはじめとする日本の文化産業は現在、日本の産業の柱ともなっている。また、日本の文化市場は競争が激しく、消費能力も非常に高い。もし海外の文化コンテンツが日本市場で一定の名誉と利益を勝ち得ることができたとしたら、文化産業の輸出としては大きな成功だといえる。そのため、韓国やシンガポールなど文化産業の発展に力を入れている国は今、「日本上陸」をひとつの一里塚とする目標を掲げている。では、中国文化の日本での位置付けとはどのようなものなのだろう。

▽さまざまな形で発信される中国文化

 かつて中国文化はアジアで中心的な位置を占め、日本を含む周辺諸国に多大な影響を与えてきた。日本でも、漢字、服装、建築様式、飲食など、さまざまな分野で、中国文化の痕跡を目にすることができる。ただ、これら中国の文化的要素は早くから日本の文化の中に溶け込んでいったため、現在、それに気付く日本人はほとんどいない。

 例えば、日本では至る所で「中国料理」や「中華料理」という看板を目にする。もちろん、味は日本人好みに改良され、経営者の多くも日本人ではあるが、これは中華料理が多くの日本人に受け入れられていることの証で、この分野も中国文化の一つとするなら、日本で最も容易に目にできる中国文化の痕跡といえるだろう。

 また、中国の烏龍茶は、1970年代と1985年ごろの2度、日本で大ブームとなり、今ではミネラルウォーターと同じほど親しまれている商品となっている。その他、華僑が創業した通信社「香港・中国通訊社」の姜?春営業日長によると、ここ20年ほどの間に、日本では中国の火鍋(鍋料理)も広く受け入れられるようになっており、これも中国文化の影響と言えるだろう。

 一方、中国文化の発信方法も今は多種多様になっており、2年前に、東京に開設された中国文化センターも重要な役割を果たしている。同センターの石軍センター長によると、開設された2009年12月から2011年10月までの間に、同センターでは、展覧会19件、各種講座14件、シンポジウム4件、映画45件、春節(旧正月)にまつわるイベント2件など計121件のイベントを開催し、入場者数は延べ2万5500万人に達している。また、週に1度中国語教室と書道教室が、2週に1度健康教室が開かれており、これらの活動は、日本において中国文化を発信するのに、一役買っている。

 中国文化の発信において、海外の華人メディアや出版社も、大きな役割を果たしている。例えば、日本在住の中国人ジャーナリスト・段躍中氏が編集長を務める在日中国人の情報誌「日本僑報」は1996年に設立され、1998年に書籍の出版業務を開始、2011年5月までに中国文化を主な内容とする約210種類の書籍を、計数100万冊出版してきた。同社が日本で主催している「日曜中国語会話サークル」も、中国語を学習中の日本人が成果を披露したり、中国人とお互いの国のことを話し合ったりして交流を深める機会として人気となっている。

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