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人民網日本株式会社事業案内  更新時間:09:53 Nov 18 2011

ハリウッドにアニメ売り込み 日本政府、投資会社設立

 日本の小説やアニメ、玩具などのコンテンツを映画産業の本場・ハリウッドで映画化するプロジェクトを始めるため、日本政府が9割を出資するファンド「株式会社産業革新機構」は10月、60億円を出資して、新会社「オール・ニッポン・エンターテイメント・ワークス」を設立。今後3年をめどに、ハリウッドに映画化を目指す日本の素材の権利10件、総額30億円の投資を計画している。中国の全国総合日刊紙「光明日報」が報じた。

 これまでに人気となったハリウッド映画の中にも、日本の作品を題材にしたものが数多く存在する。例えば、ホラー映画の「ザ・リング」(ゴア・ヴァービンスキー監督、2002年公開)や「THE JUON/呪怨(じゅおん)」(清水崇監督、2004年制作)はどちらも日本の作品をアメリカでリメイクしたもの。また、「DRAGONBALL EVOLUTION」(ジェームズ・ウォン監督、2009年)も日本の大人気アニメ「ドラゴンボール」の実写で映画化したもの。その他、玩具メーカー・タカラトミー(旧株式会社タカラ)から発売されている変形ロボットを題材にした映画「トランスフォーマー」も今や世界中で愛されており、興行収入と関連商品の販売額は総額2兆円にも上る。ただ、関連の玩具を北米地域で映画化する権利は米バズブロ社にあるため、2009年の同社の業績が468億円に達しているのに対し、本家の「タカラトミー」は151億円にとどまった。この点について、タカラトミーの佐藤慶太副社長は朝日新聞の取材に対し、「当時、我が社には映画化する能力もなかったし、投資のリスクも背負いたくなかった」と告白している。

 このように日本のポップカルチャーの多くの素材がハリウッドに横どりされる形になり、しかも好評を博しているのをみすみす見ていることはできないと、日本政府(経済産業省)は2009年に、日本のポップカルチャーを海外市場に全面的にPR する「クールジャパン」戦略を打ち出した。その最も重要な分野が、新会社の設立目的でもある、同カルチャーの素材をハリウッドに売り込み、さらに米国のプロデューサーらと脚本作りや監督、俳優の選定などを行うことだった。日本政府は2009年に4兆5千億円だった文化産業の海外売上高を2020年までに17兆円にまで拡大させる目標を掲げている。

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