ふがいないサッカー中国代表を皮肉った臭豆腐店が人気
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サッカー中国代表がブラジルW杯への出場を逃したことで、山西省太原市許西村にある揚げ臭豆腐(発酵させた豆腐を油で揚げて、唐辛子ジャムをつけて食べる中国の伝統美食)を売る店が人気を集めている。この店の名は「国足臭豆腐」。「国足」は中国語で「サッカー中国代表」の意味、「臭」には「ひどい、駄目、下手」などの意味がある。
この店は今年7月初めにオープンしたが、当時は人気がいまひとつだった。ところが11月11日に中国代表がイラクとの試合に負け、ブラジルW杯出場の望みがなくなってからというもの、客足が伸び始めたという。怒りが収まらないサッカーファンたちがこの店名に共感を覚え、毎日の売上が急上昇。一日に600個あまりを売り上げた日もあった。店主は店名について、「ただ冗談でつけただけ」と語る。この店に集まる客たちは皆、サッカー中国代表のふがいなさに怒りを示し、中国代表が進歩を遂げることを願っているのに違いない。