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トイレ文化:中国の日本と違いとその方向性とは (2)

 現在、日本各地の観光業者にとって中国人観光客は「金のなる木」となっており、日本の旅行業界は中国人観光客を誘致するために知恵を絞っている。だが、実際に日本に旅行に行った中国人が「困った」と感じたことは、なんと公衆トイレだそうだ。「日本は経済大国だろう?なぜ町の公衆トイレがあんなに少ないんだ?」と言う。中国では大通りから住宅街に至るまでどこでも公衆トイレが設置されている。「日本で外出していて、急にトイレに行きたくなった時、非常に困る」との意見が多い。また、日本では至る所で「立ち小便禁止」の張り紙が貼られていることも中国人にとって興味深いようだ。トイレでない公共の場で立ち小便するような「低俗な行為」が日本の街なかで行なわれていることに驚きを隠せないらしい。

 日中の「トイレ文化」について、その違いを強調するだけでなく、交流や融合の面もあることを忘れてはならない。上述した中国の「ニーハオトイレ」は、今では大都市ではめったに見られない光景となっている。この30余年、中国の都市部において、一番大きな変化と言えばトイレである。そしてそうした変化は、日本から学んだものが多い。また、日本も中国の都市建設の経験から、駅や公園、デパートなどの公共の場所にはトイレの案内看板を目立つように設置するようになった。また、日本語のほか、英語、中国語、韓国語なども併記されるようになり、国際化都市としての対応が随所に見られるようになっている。

 一国の「トイレ文化」には、その国で暮らす民族の生活習慣が反映されていると言ってよいだろう。また、その国民のモラルやマナーを測るバロメータにもなっている。21世紀に入った今、「トイレ文化」は、世界に誇れるその国の「ソフトパワー」になっている。日中両国が、自国の「トイレ文化」を世界から認知され、その「ソフトパワー」を高めていくためにはどうすればいいか、よく考えていかなければならない。男子トイレの小便器のところに「トイレを汚さないために一歩前に出ろ」という意味で、「向前一小歩、文明一大歩」という掲示がよく貼られているが、それも代表的な一例だろう。

 「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年11月28日

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