2011年11月28日    メールマガジン登録I-mode登録中国語版日本版
人民網日本株式会社事業案内  更新時間:13:31 Nov 28 2011

日系企業、「B型肝炎差別」で提訴される 北京

 健康診断で「B型肝炎表面抗原陽性反応」が認められた熊氏は、自宅で休養し、陰性に転じたら職場復帰するよう職場から求められた。熊氏は繰り返し職場に復職を願い出たが、認められず、辞職を余儀なくされたという。新京報が伝えた。

 熊氏はこのほど、「B型肝炎差別」として、勤めていた北京奥吉科技発展有限公司を訴えた。

 ▽原告:「健康診断後、退職を強いられた」

 熊氏の代理人によると、北京奥吉は医療器具の販売会社で、法定代表者は日本人という。熊氏は2011年5月に同社に入社、販売技師を担当した。9月、職場の定期健康診断を受診した。検査項目には、「B型肝炎表面抗原検査」も含まれていた。

 熊氏は、「会社は、私の了解を得ず、勝手に私の健康診断結果を閲覧、肝臓に問題があると私に告げた。そして、期限なしの自宅休養を求め、抗原反応が陰性に転じた時点で職場復帰するようにと一方的に通告した」と語った。熊氏は、B型肝炎が仕事や生活での接触で感染することはあり得ないことを職場に繰り返し説明したが、職場は氏の勤務継続を認めなかった。熊氏はやむを得ず、今年10月に退職した。

 熊氏は「今のところ、B 型肝炎を陰性に転換する技術は世界のどこにもない。会社側は、私が陰性に転じたら職場復帰を認めると言ったが、それは解雇と同じことだ」と指摘した。熊氏は、会社がB型肝炎差別を行い、自分の就業平等権、プライバシー、人格権を侵害したとして、西城法院(裁判所)に北京奥吉を訴え、謝罪および精神的な損害を含む賠償金4万8千元の支払いを求めた。

 ▽被告:「辞職は、原告が自発的に行った」

 双方はすでに初公判前の話し合いを行ったという。北京奥吉の代理人・姚氏は、起訴の妥当性を認められないとした上で、「熊氏の辞職は、本人が自ら願い出たものだ。熊氏は、会社側がB型肝炎差別で辞職させられたと主張しているが、その証拠はどこにもない」と強調した。姚氏によると、健康診断は、特定の職員だけを対象としたものではなく、検査項目も病院が統一的に指定したものという。(編集KM)

 「人民網日本語版」2011年11月28日

関連記事
  評 論      プレスリリース
  中国メディアが見る日本 
  おすすめ特集

地方情報

北京|天津|上海|重慶|吉林|遼寧|河北|山西|山東|河南|江蘇|浙江|安徽|福建|江西|湖北|湖南|広東|広西|海南|四川|貴州|雲南|西蔵|青海|陝西|甘粛|寧夏|新疆|香港|澳門|台湾|黒竜江|内蒙古