2011年11月30日    メールマガジン登録I-mode登録中国語版日本版
人民網日本株式会社事業案内  更新時間:16:14 Nov 30 2011

日本のスポーツを支えている文化に触れる

 文化とは何なのだろう?どんなものが文化と呼ばれているのだろう?どんなものが一つの文化として発展していくのだろう?理論上で明確な答えを出すのは容易でないかもしれない。しかし、実際に文化として認められているものを調べてみると、明確な答えが浮かび上がって来る。例えばスポーツだ。今日本で開催されているバレーボールワールドカップの観戦を通して、文化に関する多くの答えを得ることができ、スポーツと文化の関係について熟考させられた。中国共産党の機関紙「人民日報」が報じた。

 日本はかつてバレーボール強国として、世界で名を馳せた時代もあったが、今では完全にその影を潜め、世界レベルなどの試合だけを基準とするのであれば、まさに二流チームへと落ちぶれてしまった。それでも、日本の若者たちは熱心にバレーボールの試合を観戦し、心からこのスポーツを愛する姿をどの時代でも目にすることができる。バレーボールの試合で日本のバレーファンの声援が聞こえない試合はない。体格という面だけを考えれば、日本でバレーボールに向いている人材を探すというのは容易ではないが、バレーボールをするに当たり体格がすべてではない。日本女子代表チームでは、身長185センチの木村沙織選手がウイングスパイカーを務め、わずか159センチの竹下佳江選手は世界最小最強セッターと呼ばれている。彼女たちは共に気丈、勇敢で、その内面的資質はバレーボールファンたちに深く尊ばれている。バレーボールの試合の観戦は、人間観察の場でもあるのだ。バレーボールの試合には感化されたり教えられたりする要素に満ちており、これこそ日本で老若かかわりなくバレーボールが愛されている理由なのだ。

 日本には「バボちゃん」というバレーボール大会のマスコットキャラクターがいる。バボちゃんは無邪気で、ウインクもできる大きな目が愛らしく、ボールに目と手・足があるだけという単純な体型はスパイクやブロック、トス、サーブをするのに適している。こんな素朴なマスコットキャラクターが、1977年に登場して以降、今に至るまで人気を持続し、毎回バレーボールワールドカップに登場している。そして、たとえ日本代表が連戦連敗したとしても、バレーボールファンと共に日本の試合を忠実に見守っている。

 スポーツは人類にとって文化的行為であり、身心に必要なものでもある。1つの競技のレベルをその国・民族の強弱を測る基準とすることはできない。文化はまず、集積して初めて価値あるものとなる。次に、民族や地域独特のものが多く、他の人がそれを学んだとしても、その奥深い価値を理解できるとは限らない。日本人は今日に至るまで、大相撲を神聖な国技とみなし、国際的な位置づけは少しも気にしていない。大相撲はスポーツであると同時に日本の文化なのだ。一つのスポーツに文化的要素や社会教育という機能が備わっているなら、オリンピックの競技として認められているかどうかを問う必要はどこにもないのではないだろうか。

[1] [2]

  評 論      プレスリリース
  中国メディアが見る日本 
  おすすめ特集

地方情報

北京|天津|上海|重慶|吉林|遼寧|河北|山西|山東|河南|江蘇|浙江|安徽|福建|江西|湖北|湖南|広東|広西|海南|四川|貴州|雲南|西蔵|青海|陝西|甘粛|寧夏|新疆|香港|澳門|台湾|黒竜江|内蒙古