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被災地に戻ることを決心した中国人研修生4人

 共同通信社の報道によると、東日本大地震が発生した今年の3月11日、宮城県女川町の水産加工会社「佐藤水産」の佐藤充専務は、会社の中国人研修生20人を先に避難させた後、自分は津波にのまれて行方不明になり、中国でも感動の「救出劇」として大きく報道された。その後、中国へ帰国していた20人の研修生のうち、女性4人が16日、遼寧省大連市で取材に応じ、来年2月に女川町に戻ることを決心したことを明らかにした。中国国営の通信社「中国新聞社」(電子版)が17日付で報じた。

 地震発生前、佐藤水産で働いていた叢偉(30)さんは、「(佐藤専務は)厳しい人だったが、日本で生活する上でたくさん助けてくれた」と称賛。「日本に戻って、知り合いの人たちが今、どんな生活を送っているのかを見たり、以前自分達を助けてくれた人や一緒に仕事をしていた人たち、社長などに会ったりしたい」と語った。

 一方、震災発生当時、女川町の丸三木村商店で働いていた耿淑静(33)さんは、「日本に戻ることを家族は反対しているけど、日本の人と一緒にこの試練を乗り越え、街の復興に貢献したい」と語った。

 大地震が発生した3月11日、佐藤専務は研修生20人を高台の神社に避難させた後、自分は妻と娘を探しに会社の寄宿舎に戻った。しかし佐藤専務は津波にのみ込まれ、研修生の目の前から消えたという。中国の各メディアもこの感動的な「救出劇」を大きく報道。中国の温家宝首相も今年5月に日本を訪問した際、「災難の中で得た友情はとても大切で貴重。中日関係のさらなる改善を願う」と話した。

 今回、日本に戻ることを決めた4人は2009年8月から3年を期限に女川町に派遣されていた研修生。4人は日本に戻った後、来年の8月まで女川町で働き、研修期間を全うする。(編集KN)

 「人民網日本語版」2011年12月19日

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