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「今すぐ欲しい世代」が社会問題に 卒業後すぐにマイホーム

 大学卒業後、親にマイホームをおねだり。他の人が持っているものは何でもすぐに手に入れたい……。中国では現在、子供にもっといい生活を送ってほしいという願いから、子供の欲しがるものであれば、例え自分の経済能力の範囲を超えていたとしても、その要求に応えようとする親が増加している。中には、常識を超えた要求であっても、何とかしてその願いを満たそうとする親さえいる。このような環境で成長した若者は、一度欲しいと思ったものは、すぐに手に入らないと気が済まず、「今すぐ欲しい世代」と呼ばれている。 中国共産主義青年団の機関紙「中国青年報」が報じた。

 中国青年報社会調査センターはこのほど、同センターが設置している世論調査サイト「民意中国網」と中国最大のポータルサイト「搜狐(SOHU)」の関連サイトを通じて、オンライン調査を実施。回答者2293人のうち、80年代生まれの若者が40.9%、70年代生まれが36.4%、60年代生まれが12.3%をそれぞれ占めた。同調査では、回答者の81.7%が現在の社会では「今すぐ欲しい世代」が「普遍的に存在する」と答えた。

 一方、「『今すぐ欲しい世代』の出現にはどんな原因があるか」という質問には、回答者の64.8%が「多くの若者が独立できていない」や「労働して得られるものの価値が分かっていない」などを挙げた。また、59.1%が「親が子供を甘やかしすぎ」と答えた。

 湖南大学建築学院の副院長を務める、柳肅教授は、「『今すぐ欲しい』というのは、青少年のごく普通の心理。ただ、現在の若者は親の過度の愛に甘え、欲しいものをすぐに手に入れ、快感を得ようとする。そのようにして身に着いた習慣は本当にやっかいだ。なぜなら、手段を選ばずに子供の要求を満たそうとする親は、『親は子供を一生面倒見れるわけではない』という簡単な道理を理解できておらず、自分で何かを成し遂げたり、社会のために何かをしたりする子供の能力を喪失させることになるからだ。これは、社会で経験を積み、自分で幸福をつかむ能力を養う、子供の機会を奪っていることになる」と警笛を鳴らす。

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