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在日中国人留学生に蔓延する「孤独病」 (2)

 慎重に見積もっても、中国人留学生の中でこのような特徴を呈する学生は増加傾向にあり、「宅人」の中国人留学生は3割に達したと見られる。

 今の中国人留学生の多くは、1980年代後半以降に生まれた若者だ。家では周りから「小皇帝」扱いされ、多くの子供は過保護に育てられて大きくなった。家庭から外に出る段階では、集団生活能力が十分育っておらず、複雑極まりない社会に直面したときの心理面での基本的認識を持ち合わせていない。初めて社会に入り、苦難に突き当たるとたちまち家に逃げ帰る。しかし、海外留学となると、両親と家庭ができることは経済的な援助に限られ、子供を直接慰めるといった心理的サポートができなくなる。多くの留学生は生活の困難やアルバイトの辛さを初めて実感するが、親から慰めてもらうことはできない。仕方なく、部屋に引きこもって日がな一日、現実を忘れさせてくれるテレビ、コンピューターゲーム、アニメ・漫画を友として、心理的な慰めを得ようとする。こうなると、心根がぜい弱な留学生が社会の荒波によって鍛えられる機会がますます少なくなり、心理的な素質を高めるチャンスも閉ざされてしまう。

 このような現象が生まれたことは、社会的交流が極めて頻繁な社会において、海外の先進文化と社会意識を吸収しようとする中国人留学生がますます増加している状況下の中国若者世代の悲劇だと言わなければならない。留学生は自分の小さな殻から飛び出し、勇気を持って社会と接触する必要がある。まだモラトリアム期間である今だからこそ、社会人として自立するための心理・知識面での準備をしっかり行い、環境への適応方法をマスターして初めて、将来のプライベート生活や職業生活で自己の発展を遂げ、より善く学習・成長を続ける新社会人となることが可能となる。 (呂娟 「人民日報海外版日本月刊」理事長)(編集KM)

「人民網日本語版」2012年1月30日

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