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カナダ人が見る中国人のぜいたく品消費

 最近、私の住む北京市内の住宅区の受付に郵便物を取りに行った際、たくさんの小包が積み上げられているのを目にした。顔見知りの隣人の中には、広いスーパーで歩き回って買い物するのをやめて、インターネットでショッピングをしている人もいるようだ。中国共産党の機関紙「人民日報」(海外版)が報じた。

 中国では今、多くの人がぜいたく品を追い求めるようにもなっている。長年の間、中国では劣悪なコピー商品がでまわり、人々は今、質の良い物を買うためなら、お金を出すことをいとわないのだ。世界ぜいたく品協会(WLA)が発表した2011年度版青書によると10年から11年3月末までの中国国内における、プライベートジェット、クルーザー、高級車などを含むぜいたく品の消費総額は107億ドル(約8200億円)で、日本に継ぐ世界2位のぜいたく品消費大国となった。

 昨年11月、ツアーで台湾旅行に参加した。旅行中に人民元を台湾ドルに両替する時のエピソードだ。同じツアーに参加していた中国人の女性が「お小遣い」にと2万元(約24万円)を両替していた。「本格的にショッピングする時は、カードで買うわ」と彼女。一方の私はと言うと、300元(約3600円)を両替しただけで、すべての費用を賄えた。

 私はきれいな景色を見たり、歴史ある文化的景観を眺めたりするのが好きなのだが、一緒に行っていたツアー客たちは高級化粧品やブランドバッグ、超高級茶、ダイヤモンド付きの貴金属、真珠、翡翠(ひすい)、サンゴなどを買いあさっていた。このように大陸部から来た客が、台湾で湯水のようにお金を使うのは、ただ「免税品」だからという理由だ。私は心の中で、「中国って本当に発展途上国?」とつぶやいてしまった。

 ほとんど何も買わない私は、買い物に夢中なツアー客の目に「貧乏な人」と映ったようだ。そこで、バスの中で、ガイドさんにマイクを借り、「皆さんが自分で一生懸命働いたお金でなにをしようが構わないが、私がツアーに参加した目的はいろんな国に行って、現地の人々がどんなことを考えているのか、どんな暮らしをしているのかなどを見ること。何十年前からこうやって世界中を旅行するのが好き」と説明しておいた。

 さらに、「自分のお金を使って、中国の貧しい子供たちが勉強できるように援助したり、青海省のチベット族地区の人文プロジェクトを援助したりもしてきた」と付け加えておいた。(筆者・中国在住カナダ人作家・リサ・カルドゥッチ) (編集KN)

 「人民網日本語版」2012年2月10日

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