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「ウルトラマンティガ」の放映権をめぐる裁判 PPTVが敗訴

 中国でも大人気の「ウルトラマン」が上海にやってきた。といっても、怪獣と戦うためではなく、1億2千万人のユーザーを抱える中国最大のオンラインテレビサービス「PPTV」が、放映権のないウルトラシリーズ作品「ウルトラマンティガ」(全52話)をネット上で不特定多数の人が観賞できる状態にしたとして、法廷で「戦う」ためだ。この件に関して、上海浦東新区法院(裁判所)はこのほど、「上海世紀華創文化形象管理有限公司」(SCLA)の持つ放映権を侵害したとして、賠償金2万5千元(約32万円)の支払いを「PPTV」側に命じる判決を下した。上海の共産党地方委員会機関紙「解放日報」が報じた。

 ウルトラマンシリーズは独立系映像製作会社「円谷プロダクション」が制作しており、第1作は1966年に制作された。全52話の「ウルトラマンティガ」は96年9月7日から97年8月30日までTBS系で放送され、同年中国でも放送。06年に著作権管理を主管する中国国務院(政府)の直属機構「国家版権局」に同作品の著作権が登録され、翌年に「SCLA」が中国大陸部での独占使用権を獲得した。

 ところが、同作品が昨年1月26日、不特定多数のネットユーザーが見ることのできる「PPTV」にアップされたのを「SCLA」が確認。6月16日、2人の公証人が見守る中、「PPTV」が同作品全話を人気アニメ作品として商業広告とともにアップしていることなどを証拠として記録。6月24日、「SCLA」は「PPTV」側に、著作権侵害の対象となっている作品の削除を要求するメールを送信。同時に、同作品の放映料は2年で10万4千元(約130万円)であることを伝えた。すると「PPTV」側は同日、著作権侵害の対象となっていた作品をすべて削除した。

 それでも、「SCLA」側は、同作品は中国でも絶大な知名度を持ち、「PPTV」の行為は合法的権利を著しく侵害したとして7月15日、「PPTV」を提訴。中国共産党の機関紙「人民日報」(海外版)に謝罪文を掲載することと賠償金100万元(約1250万円)を要求した。
 

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