ハンバーガーとコーヒーの組み合わせに要注意!カナダ研究
米栄養学専門誌「栄養学」はこのほど、ファーストフードとコーヒーの組み合わせは健康を一層損なうとするカナダ・ゲルフ大学の最新研究を発表した。人民日報系の健康誌、生命時報が伝えた。
ハンバーガーやフライドポテト、ピザなど高脂肪のファーストフードと共に、コーヒーをはじめとするカフェイン飲料を飲むと、血糖値が2倍に上昇して糖尿病患者と同じ水準まで上昇することが、同大の研究で分かった。飽和脂肪は、血液中の糖分を分解する働きを低下させるが、カフェインと共に摂取することで、その影響が一層強まり、数時間も持続するという。血糖値の高い状態が長引けば、体のさまざまな器官に影響が出る。
研究チームによると、同研究は代謝疾患と2型糖尿病の予防に役立つ。こうした疾患にかかる可能性の高い「ハイリスク群」は、カフェインや赤みの肉、加工食品、ファーストフードなどの摂取を控えるべきだという。(編集YT)
「人民網日本語版」2012年2月27日