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復興に向け工芸品を製作する女性たち 世界各地から応援の声

 東日本大震災で津波の被害が最も深刻だった宮城県女川町の多くの女性が失業を経験。もともと専業主婦だったものの地震や津波で家を失い、新たに生活を立て直すために、故郷を離れて、出稼ぎに向かうことを余儀なくされた女性も多い。信息時報が報じた。

 一方、被災地の多くの女性が手作業で工芸品などを作り、復興に一役買っているのを見て、女川町には、同地ならではの震災記念品のデザインを始めた若者もいる。昨年10月、魚屋の山田社長は友人らと製作工房を立ち上げ、復興のシンボルにと「女川フィッシュ(onagawa fish)」という木製キーホルダーの製作を開始。世界各地のネットユーザーの間で話題となっている。
  
 ギャラリーを訪れると、「onagawa fish」と刻まれ、魚の形をした木製キーホルダーの製作中だった。切ったり磨いたり、小さな木を魚の形に仕上げるには、非常に細かな作業をこなさなければならない。同工房の15人の作業員が1日がんばっても、200個しか作れないという。15人の作業員はすべて震災で失業した女性。1日に6時間、製作に携わっている。

 完全な手作り作品であるため、値段は1個1200円と少し高め。

 「女川フィッシュ」を販売するために、製作工房はブログのアカウントを開設。ネットで購入することもできる。復興のシンボルである「女川フィッシュ」は多くの支持を得て、中にはヨーロッパや中東からも注文があるという。

 同県の南三陸町の高橋美登子さん(73)も、家や仕事を失った多くの年配の人達と同じく、仮設住宅で何もすることなく暮らしていたという。高橋さんのような女性に、温もりを感じてもらおうとボランティアの人たちは、専門の先生を呼んで、手作り工芸品製作を学んでもらった。時間の活用になるだけでなく、収入もできたという高橋さんは、「1時間半でタコのマスコットを2個作る。とても気分がいい」と語る。マスコットは1個500円で、スーパーの被災地所品コーナーなどで販売されている。「いいお小遣いになる」と高橋さん。

 南三陸町の名産品のタコをモチーフにしたこのマスコットは、タワシとしても使える。自分が作った「タコたわし」を紹介する高橋さんの目には、希望があふれていた。(編集KN)

 「人民網日本語版」2012年2月29日

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