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被災地の子供10万人の心のケアに挑むボランティア 東日本大震災

「こども未来館」で食事を作るボランティア

 日本のある慈善組織は、東日本大震災の被災者のうち、少なくとも10万人が子供であると見積もっており、その子供たちの受けたショックは計り知れない。多くの子供が虚しさを感じたり、失望を味わったりし、挫折感に襲われている。成長してからの生活に支障をきたさないために今、心のケアが急務で、それが多くのボランティア団体の主な仕事ともなっている。

 特定非営利活動法人「人間の安全保障」フォーラム(HSF)が、被災地の子供たちを対象に実施している「こども未来館」プロジェクトもその一つ。18日、宮城県南三陸町板房区にある「こども未来館」を訪ねた。

 南三陸町も東日本大震災で発生した津波の被害が甚大だった町。「町が消えた」とまで伝えられた同地は今でも依然として荒廃している。

 「こども未来館」に着くと、6-9歳の子供4人がボランティアとマンツーマンで勉強をしていた。勉強が終わると、ゲームが始まった。ハンカチ落としやいす取りゲーム、風船遊び、体操と、子供たちは大はしゃぎ。宿題やゲーム以外に、子供たちはここで食事をすることもできる。食事はボランティア組織「希望の光」が提供している。

 HSFスタッフの大重摩祐(おおしげまゆ)さんによると、HSFのボランティアのほとんどは東京大学の在校生で、東日本大震災発生後、毎週東京から東北の被災地に足を運び、HSFの手配するボランティア活動に参加している。

 HSF事務局の内尾太一事務局長は取材に対して、「学童保育や学習指導、心理ケアがHSFの被災地ボランティアの主な仕事。子供に接するだけでなく、一人暮らしの年配の方の世話もしている。保護者の中には用事で外出しなければならない時に、そういった年配の方に子供を預けるようになった人もいる。『こども未来館』は被災して見知らぬ人同士が集まっている所にコミュニティを構築し、コミュニティ文化や人間関係が回復している」と成果を語った。(編集KN)

 「人民網日本語版」2012年2月29日

「こども未来館」で遊ぶ子供
中国留学生・王旻さんが制作したボランティア募集のポスター
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