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「メーデー大型連休」復活案が、4年ぶりに、今年の全国「両会」(全国人民代表大会と中国人民政治協商会議)で、全国政治協商会議(政協)委員を務める蘇寧電器の張近東董事長から提出された。復活推進派は、メーデー大型連休の復活によって、内需の牽引が期待されると主張。一方、反対派は、国民が休暇を取得する権利は、有給休暇の充実・推進によって実現すべきだという言い分だ。中国経済網が報じた。
果たして「メーデー大型連休」は復活させるべきか否か?人民網が実施したネットユーザ15万6175人を対象とした関連調査の結果、「メーデー大型連休」復活について、「賛成」が88.9%、「反対」が9.4%だった。この話題は、ネットユーザの熱い論議を引き起こしている。
中国版ツイッター「微博(ミニブログ)」のユーザからは、次のような様々な意見が寄せられた。
▽賛成派
「虫2010」さん「個人的には、メーデー大型連休を復活させる代わりに、その他の祝祭日の日数を減らすべきではないと思う。祝祭日の日数を適宜増やし、合理的な需要の拡大を目指すべきだ」
「@Slack」さん「本音では、有給休暇が増える方がうれしいが、中国では、「大型連休」よりも『労働者の権益保護』の方が大事だ」
「@深夜にひっそり憂鬱に聴く」さん「こちらが消えるとあちらが伸びる。『メーデー休暇』が長くなると、『国慶節休暇』が少なくなり、またその逆もしかり。両方とも休暇日数が長くなれば、一部の人々の長期旅行が分割されるかもしれない。でなければ、長い方の休暇に皆が旅行に出かけ、観光名所が超満員になることは避けられない!」
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