2012年3月19日    メールマガジン登録I-mode登録中国語版日本版
人民網日本株式会社事業案内  更新時間:16:27 Mar 19 2012

中国、若者の農業離れを危惧 「担い手がいなくなる」

 春が来ると、農村では、額に汗して働く女性や男性高齢者、傍で遊ぶ、あるいは忙しい時には大人を手伝う子供達、という風景が見られるのが常だ。中国青年報が伝えた。

 しかし、中国農村の現実の姿は、このような風景とは全く異なる。青年・壮年層の労働力はこぞって農村を飛び出し、都市の工場に向かい、出稼ぎアルバイト生活を送る。彼らが出て行った農村では、女性、子供、高齢者が「混合チーム」を構成し、農作業に携わる以外に方法はない。「1980年代生まれ」や「1990年代生まれ」の若者は、ますます故郷から遠くに離れるようになり、総じて農業をやる意欲や技能など持ち合わせていない。このような現象に対し、社会各界から大きな関心が寄せられている。

 中国科学院・中国工程院(両院)の資深院士(名誉アカデミー会員)聯誼会理事会の昌緒会長を代表とする両院アカデミー会員15人が、「三農(農村・農業・農民)」問題を解決するための3点の提案を中央トップ層に連名で提出、これが注目を集めている。この15人は、「若者の農業離れについて、戦略的研究面からアプローチして問題解決を図ろうとしなければ、人口大国である中国で、大地を耕して作物を育てる農民が消えてしまうという危機に瀕する」と指摘した。

 これは、江蘇省でこのほど開催された「全国現代職業農民教育戦略シンポジウム」のメインテーマとなった。

 ▽「田畑を耕す人がいなくなる」は避けられない問題

 中国では、工業化・都市化プロセスが急速に進むにつれて、農村労働力、特に青年・壮年労働力が大量に農業以外の産業にシフトし、若者の農業離れが日ごとに目立つようになり、農業労働力不足の問題は深刻化の一途をたどっている。

 統計データによると、中国における第1次産業従事者の割合は、社会全体の38.1%、農村全体の63.4%までそれぞれ低下、農業従事者の数が激減し、高齢化の傾向がますます激しくなり、農業後継者不足の情況がさらに激しくなった。

 国内中西部の一部農村地区では、50歳から70歳の高齢者が農民全体の80%を占めている。彼らは現代的な農業技術を知らず、高齢のため耕作力に欠け、多くの土地が荒れ放題になっているのが現状だ。

[1] [2]

印刷版|コピー|お気に入りに登録
  • 分かち合うへrenren.com
  • 分かち合うへt.qq.com
みんなの感想

名前

コメントを書く コメント数:0

   

最新コメント
  週間アクセスランキング
  評 論      プレスリリース
  中国メディアが見る日本 
  おすすめ特集

地方情報

北京|天津|上海|重慶|吉林|遼寧|河北|山西|山東|河南|江蘇|浙江|安徽|福建|江西|湖北|湖南|広東|広西|海南|四川|貴州|雲南|西蔵|青海|陝西|甘粛|寧夏|新疆|香港|澳門|台湾|黒竜江|内蒙古