銀行満足度:顧客は不合理な料金徴収に大きな不満
中国質量協会と全国用戸委員会の実施した銀行業満足度調査の結果、不合理な料金徴収や顧客の個人情報の漏えい・乱用への不満が最も大きいことがわかった。中国郵政貯蓄銀行、中国工商銀行、中国建設銀行、中国興業銀行、中国農業銀行への評価は業界全体を下回った。新京報が24日付で伝えた。
窓口、ネットバンキング、銀行カードなど銀行の個人顧客向けサービスへの顧客の満足度を調査した結果、銀行業全体への満足度は77.4ポイントだった。3分の2の銀行がこのポイントを上回る一方で、中国郵政貯蓄銀行、中国工商銀行、中国建設銀行、中国興業銀行、中国農業銀行はこれを下回り、最低は中国農業銀行だった。
中国質量協会は、不満の大きかった問題として不合理な料金徴収を指摘する。特に「他行への振込手数料、引出手数料」と「年会費、小額管理費」への評価が低かった。
不満の大きかったもう1つの問題は個人情報の漏えい・乱用だ。サービス分野では窓口の待ち時間が最もポイントが低かった。支店などが少ない、待ち時間が長い、サービスが悪い、業務が遅いなどを問題としてあげる声が多かった。ネットバンキングに関しては操作の繁雑さを指摘する声が多かった。(編集NA)
「人民網日本語版」2012年3月25日