マイクロブログに最適な言語は中国語
マイクロブログの躍進に様々な分野の研究者が注目している。わずか140字からなるこの新興メディアは、東日本大震災、アラブの政局変動、「ウォール街占拠」運動などの大事件によって、社会情報の伝播を研究する最良のツールともなった。新京報が伝えた。
マイクロブログの研究の中には使用言語に着目したものがある。エコノミスト誌の最近の記事は、世界各国の言語について140字という短い文字数での伝播力を研究した結果、簡潔で要を得ている中国語がマイクロブログに最適な言語だと指摘。英語で70~80字のツイートは中国語ならわずか24字で表現できるとしている。
日本語も割合簡潔だ。俳句愛好者は17音節で完全に詩心を表現できる。韓国語やアラビア語の場合は、もっと多くの文字を必要とする。アラビア語は表記で母音を省いても、やはり多くの文字数を必要とする。昨年以降、アラビア語のマイクロブログが雨後の竹の子の如く急増したのは、言語的優位性によるものでは決してなく、中東の激変との関係によるものだ。現在アラビア語はツイッターで8番目に多く使用されている言語で、毎日200万件のツイートを発信している。