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震災がれき4万トン、北米沿岸へ

 日本の環境省は6日、昨年3月11日に発生した東日本大震災による大津波で流された船舶、家屋の建材など大量のがれきが現在、太平洋を東に向かって漂流しており、来年2月には北米沿岸に達する見通しで、総量は4万トンに上るとの予測を発表した。中国青年報が報じた。

 環境省の推算によると、震災による大津波で太平洋に流れたがれきは計500万トン、被害が大きかった岩手・宮城・福島3県で生じたがれき総量(2250万トン)の約2割に相当する。これらの漂流がれき500万トンのうち約7割は日本の東沿岸部の海底に沈んだが、残り7割(150万トン)は太平洋を東に向かって漂流している。これら漂流がれきのうち流された家屋の建材が約8割を占めるほか、自動車が約30万トン(22万4千台)や林木(20万トン)など。

 京都大学、海洋研究開発機関、気象庁気象研究所がスーパーコンピューターによって出した推測結果によると、漂流がれきはハワイ北部を通り、北はアラスカ沿岸、南はカリフォルニア沿岸の海域に漂着する見通し。船舶など一部のがれきは、海風の影響を受け、今年2月にすでにこれらの海域に漂着した。家屋の建材や材木は今年10月以降、次々と漂着すると予想される。北米沿岸に漂着するがれきは、今年末の時点で3万1千トン、来年2月には4万1千トンに達する見込み。

 環境省は、「現在太平洋を漂流しているがれきの圧倒的多数は、震災当日に発生した津波によって押し流されたもので、絶えず海水に洗われ続けているような状況にあることから、放射性物質が付着している可能性は極めて低い」とコメントしている。

 AP通信によると、米国沿岸警備隊が今月5日、アラスカ沖を漂流している日本の漁船を撃沈した。この漁船は先月20日、カナダ西部沖で見つかった後、漂流を続け先週末に米国海域内に入った。同海域を航行する船舶の安全を確保するため、沿岸警備隊はアラスカ州東南部シトカ市郡の沖合約290キロで漁船への砲撃を開始、船体を沈没させた。

 この漁船はイカ釣り漁船(150トン)で、青森県八戸港で津波の被害を受けた。津波発生当時、老朽化のために使用を停止していたことから、船には通信・照明設備は備えられていなかった。米国海洋大気庁(NOAA)の専門家によると、漂流漁船の処分方法として、撃沈が最も確実なやり方だったという。(編集KM)

 「人民網日本語版」2012年4月9日

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