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中国人ネタで視聴率を稼ぐポルトガルのTV番組

 財政状態の良くない欧州PIIGS(ポルトガル、アイルランド、イタリア、ギリシャ、スペイン)の一国・ポルトガルでは、各業界が軒並み経営危機に晒されている。18日付スペイン語日刊紙Hoyによると、リスボンの某テレビ局が毎週放送しているレギュラー番組が、中国人をからかう悪ふざけのネタで視聴率を稼いでいることが論議を呼んでいるという。環球時報が19日付で伝えた。

 問題の番組は、ポルトガル人コメディアン2人が主役を演じ、1人が中国人の経営するホテルや商店に入りナンセンスな質問をして、中国人に扮したもう1人が答えるのにしどろもどろとなったところで笑いを取るというのがお決まりのパターンだ。例えば、「ポルトガルでは水道代や電気代が高騰している。あなた方中国人は金持ちなのだから、少し多めに払ってもいいのでは?」「中国人といえばなぜ誰も彼もがホテルを経営するの?発電所をやった方が良いのでは?」「我々ポルトガル人の電気代を全て無料にしてくれるのなら、『目の小さなポルトガル大統領』に中国人を選んでも構わない」といったセリフが飛び出す。

 番組の内容には、より酷いものもある。ひとりのポルトガル人が中国服を身にまとい、頭には中国式ストローハットをかぶり、ニュースキャスター役に扮してニュースを読み上げる。「ポルトガルが破格の価格で売り出されます。中国、ブラジル、アンゴラの3カ国が買収を狙っています。このうち最有力候補は、一番金を持っている中国です。中国が勝利を手に収め、『葡萄牙』は『中国牙』になるでしょう」-----。そしてこのキャスターは、ポルトガルの中国語表記「葡萄牙」の意味についてお茶の間の視聴者に解説した。

 Hoy紙によると、この番組は視聴率がぐんぐん上がったが、悪ふざけが過ぎている点について一部のポルトガル人視聴者から批判の声も上がったという。ある視聴者は、「おふざけは一回で十分だ。中国系移民をネタにこのような低俗なコントを毎週毎週繰り返すべきではない」と主張した。しかし、「これは中国人の良からぬ行いに対するポルトガルの反撃だ」と見るポルトガル人もいる。2008年北京五輪の際、ポルトガル人選手が肩に掛けたポルトガル国旗色のマフラーを歯磨き広告の色に塗り替えた写真が、中国のインターネット上に掲載され、広まった。このことがあり、ポルトガル人がテレビ番組でやっていることは、「報復」というよりも、むしろ「おふざけのお返し」だというのが肯定派の言い分だ。(編集KM)

 「人民網日本語版」2012年4月19日

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