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上海のアニメ企業、ソニーを著作権侵害で訴訟

 中国アニメ「中華五千年」の著作権を授権することなく、インターネットへの接続機能を備えたソニー製テレビが当該アニメを放映したとして、著作権保持者である上海水木動画股フン有限公司(以下、水木動画と略)はソニーなど関連3社に対し、約155万元(約2千万円)の賠償金を求める訴えを起こした。23日午後、この事件の審理が北京市海淀区人民法院で始まった。北京の日刊紙・京華時報が伝えた。

 訴状によると、水木動画はアニメ「中華五千年」の制作に長年携わった後、2008年9月26日に上海市文化広播影視(放送・映画・テレビ)管理局が発行する「国産テレビアニメーション放映許可証」を取得した。「中華五千年」は計52話、一話分の放映時間は25分で、合計1300分のアニメーション。同社の従業員が昨年4月20日、上海長寧蘇寧電器の店舗で、ソニー製KDL-40NX710型液晶テレビを購入した。このテレビは、インターネットに接続してウェブサイトを閲覧できる機能を備えていた。ネットに接続後、テレビのプログラムに従って別のPCでこのテレビのネットワーク登録を済ませ、テレビのインターネット視聴プログラムでオンライン動画サービスを楽しむことができるようになった。そして、この動画サービスの「子供向けアニメ」コーナーで、水木動画が授権していないアニメが視聴できたという。

 水木動画側は、問題のアニメとコンテンツプロバイダを特定した後、アニメ放映は著作権侵害にあたるとして、ソニー(中国)有限公司とコンテンツプロバイダである北京華夏安業科技有限公司に対し、謝罪ならびに賠償金155万元の支払いを求め、裁判所に訴えた。ソニー製テレビの販売店も、連帯賠償責任があるとして訴えられた。

 法廷での審理で、被告のソニー側は、原告の水木動画が訴えた著作権侵害について認めず、テレビを購入してアニメを観たという水木動画の従業員の身分と話す内容の真実性について異議を申し立てた。ソニーは「現在市場で流通しているテレビの多くは、ネット接続・閲覧機能を備えている。これらのテレビは、ネット接続・閲覧機能が付いているだけで、生産段階でテレビには、どのような関連付けも行われていないため、情報ネットワーク伝達権を侵犯することはあり得ない。ユーザー自らがユーザー登録を行って初めて、華夏公司のユーザーとなり得る。弊社はテレビメーカーとしての枠を超えておらず、情報ネットワーク伝達権の侵犯行為には当たらない」と主張。一方、華夏公司は水木動画と著作権合意を取り交わした第3者企業から権利譲渡を受けているとしている。

 同事件の判決は、まだ言い渡されていない。(編集KM)

 「人民網日本語版」2012年4月24日

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