中国国営・中央テレビ局(CCTV、日本のNHKに相当)の早朝3-5時のニュース番組に最近、「実習アナウンサー」が登場。ネットユーザーらの間で話題になっている。北京の夕刊紙「法制晩報」が報じた。
実習アナウンサーをしているのは、中国メディア大学(北京)のアナウンス司会芸術学部の在校生。同校がCCTVと「実践教学」に関する協定を結び、同大学の学生のアナウンサー実践体験が実現した。
同大学とCCTVの関連のスタッフは24日、取材に対して「実習アナウンサーは幾度にもわたる選抜を通過してきた」優秀生で、「半年間実習に携わった後、晴れて番組出演となる」ことを明らかにした。
▽早朝のニュース番組に「実習アナウンサー」が続々と
17日早朝3時に放送されたCCTVのニュース番組に、同大学の2010年度のダブルディグリー課程で学んだ張仲魯さんが司会者として登場。
同番組ではその後の数日間に、同大学の在校生・王尹麒さんや孫ウェイ航(ウェイはひへんに韋)さん、劉奕呈さん、王言さん、苗剴さん、胡悦シン(シンは金の下に金2つ)ら初々しい顔ぶれが次々に登場、キャスターを務めた。アナウンサーの名前の表示には「実習」という言葉が付け加えられていた。
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