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上海 多倫路文化名人街の銅製のプレートが窃盗被害

 レトロな建物が並び、かつて数々の文化著名人が住んでいた「上海多倫路」に設置されていた銅像8体の銅製の解説プレートがこのほど盗まれた。多倫路文化名人街管理委員会事務所の黄継恕副主任が25日、明らかにした。中国国営の通信社「中国新聞社」が報じた。

 黄副主任は、取材に対して、「『多倫路』には1996年から、中国の文学者で思想家の魯迅(1881-1936)や小説家で評論家の茅盾(1896-1981)など、歴史的な人物10人の銅像が次々に設置され、文化名人街には欠かせない名物になっていた。ところが最近、10体中8体の銅製プレートが盗まれてしまった」と明らかにした。

 歴史ある多倫路の文化名人街は上海市の10大レジャーストリートの1つとされ、1920‐30年代、魯迅や茅盾のほか、小説家で政治家の丁玲(1904-1986)などが同地で文学活動に携わった。さらに、蒋介石と姻戚関係にあった政治家・孔祥熙1880‐1967)や軍人で政治家の白崇禧(1893-1966)、台湾の軍人・湯恩伯(1899-1954)らの旧宅など、風格ある建築物が残されている。このような歴史的なストリートで窃盗事件が発生し、波紋を呼んでいる。

 黄副主任は「なくなった分の解説プレートは今月28日に新しいものを設置する。新しいものは防犯のために大理石製になる見通し」と明らかにした。

 近代、上海で暮らしたことがある各界の著名人は数多く、彼らが残した足跡すべてが「保護リスト」に入っているわけではない。例えば、訪れる観光客に、古い住宅には以前著名人が暮らしていたことを知ってもらおうと、その足跡を解説したプレートを門の前にかけているだけの所もある。

 上海では同様の窃盗事件が2006年にも発生、当時のメディアの報道によると、革命の父・孫文の妻・宋慶齢の旧居の銅製プレートが盗まれた。

 この問題に関して、上海歴史建築保護の専門家・王安石氏は取材に対して、「上海の優秀歴史建築物632カ所に設置してある解説プレートはこれまで銅製だった。ただ、今はすべて人工大理石を採用している」と指摘。「『プレート』は主に建築物の年代や風格、それにまつわるストーリーなどを紹介し、観光客に上海で暮らしたことがある著名人を知ってもらうためのもので、保護が必要」とした。(編集KN)

 「人民網日本語版」2012年4月27日

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