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中国人を襲う「悪い情報シンドローム」

 海外には、「真理が靴を履いているうちに、デマが世界中を歩き回っている」ということわざがあるが、これは人々が負の情報に引きつけられやすく(またそれを広めたがる)、肯定的な情報に対しては興味を示さない心理を表している。このような心理は、「悪い情報シンドローム」と呼ばれる。米調査会社のエーシーニールセンが発表した、アジア太平洋地域各国ネットユーザーの習慣に関する報告書によると、中国人ネットユーザーの約62%が「負の情報を共有したがる傾向がある」と回答した。一方、世界のネットユーザーの比率は、41%に留まっている。専門家は、「悪い情報を聞きたがり、デマを広めたがるのは、心理的な疾病だ」と指摘した。健康時報が伝えた。

 ◆悪い情報、攻撃性が高まることも

 「悪い情報シンドローム」の発生には客観的原因がある。特に一部のメディアは人々の注目を引きつけるため、負の報道を選択する傾向がある。北京回龍観医院精神医学研究センターの宋崇昇・副主任医師は、「好奇心の他に、過度なストレス、集団に従いたがる心理という要因がある」と指摘した。

 一部の負の情報は、生活や仕事と関連する内容を含む。人は不快な際に負の情報を得ることで、自らを慰め、ストレスを発散できる。宋医師は、「一部の人は、負の情報を見ると誰かの陰口を聞いた気分になり、先覚者としての優越感を得ることもある」と語った。

 北京友誼医院の柏暁利・心理問診副主任医師は、「食品安全等の負の情報を知ることで、自らを守ることができる。ただし心理的な健康にとって、過多な負の情報は悪影響を及ぼす。人々は緊張状態に置かれると安心感を失いやすくなる。ストレスを適時発散できなければ、過度に自らを防御しようとしたり、攻撃性が高まることがある」と説明した。

 ◆専門家の提言

 上記した2名の専門家は、「負の情報を客観的にとらえるべきだ。またこれらの情報に興味を持ちすぎる必要はない」と注意を促した。「悪い情報シンドローム」の予備軍に対して、柏医師は下記の「良薬」を処方した。まず友人や家族との交流を促進し、ストレスを発散する。次に運動し、エンドロフィンの分泌を促し、快感を得る。それから公益活動に参加し、自己の価値を確かめる。最後に食品安全等の情報等、有意義な負の情報を適度に注目し、予防に向けた科学的知識を得る。(編集YF)

 「人民網日本語版」2012年4月27日

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